December 25th, 2023


早朝の電車でドイツのフランクフルトを離れ、ベルギーのブリュッセルへと向かう。

特急電車のICEはこの間ケルンへ行った時に乗ったので、もう勝手がわかって楽だ。
この日も難なく席を得る。大型のスーツケースを持っているので、2席分取って優雅に過ごす。

ドイツからブリュッセルに入るときに、なにかアナウンスでもあるだろうと思っていたら何もなかった。
新幹線で県をまたぐような感じだ。
同じEU圏内だから特別なこともしないのだろう。国境を超えた感がない。

読書したり景色を楽しんでいるうちにあっという間に3時間経った。
ドイツ語と英語で車内アナウンスが入り、もうすぐ到着するとのことだ。

無事ベルギーに到着。
駅はちょっと暗めな感じ。あまり人もいない。
出口へ降りるエスカレーターが止まっていて、みんな大きめのスーツケースを手持ちし、止まっているエスカレーターを降りていく。
こういうときにひとりだと頼れるのは自分しかいないので、やるしかない!となるのだが、とはいえ大型で重いスーツケースを手持ちで下ろすのはかなり大変だった。明日筋肉痛になりそう。

天気がめちゃくちゃ悪い。
雨だけならまだいいが、加えて風がかなり出ている。クリスマスなのに。

気合いでホテルまでたどり着き、チェックインの時間にはかなり早いものの部屋入れてくれたりしないかしら?と聞いてみるもまだ清掃中とのこと。
チェックインまで荷物預かってもいいけど、天気も悪いしラウンジでのんびりしてたらどう〜?ときれいなお姉さまに言われて、そうすることに。

今回のホテルはフランクフルトで泊まっていたところより断然良さそうだ。きれいだしちょっとランクが上がった感じがする。


チェックインの時間が来て、待ってましたとばかりに早速部屋へ移動する。
普通のホテルじゃん!って呟きたくなるくらいめちゃくちゃしっかりしていた。
ただわたしが予約したのはベッド1つだけで、部屋単位で予約していないため、見ず知らずの人たちとシェアすることにはなるが。
普通の狭めのビジネスホテルを4人でシェアとなるとちょっとお互いの距離が近すぎてセキュリティ面が少し心配だけど。
ちゃんと部屋ごとにシャワーとトイレもある!これはうれしい。

部屋でのんびりしてると1人帰ってきた。
ブラジル人の女の子。軽く挨拶して色々情報交換したりして過ごす。

洗濯機と乾燥機があると聞いて早速準備する。ドイツを出てからどこかで洗濯をしたいな〜と思っていたわたしには嬉しい。元々手持ちの服が異様に少ないのと、連日の雨続きで濡れてしまったものも多い。

アプリで洗濯機と乾燥機の順番を予約し、自分の番が来たら使う感じだ。
洗剤は自動で追加されるとのことで、買う必要がなかったことも嬉しいポイント。このホテルすごいな。

天気が悪いのと、さすがに洗濯物を放置して外に出かけるのもなあと思い、そのまま今日は移動日と洗濯日にしよう!と決める。

色々済まして生活の基盤を立て直した感じだ。
明日からまた思いきり動き回れる。

ひととおりやることを片付けたら、同室の子たちがさらに帰ってきた。2人の日本人の女の子たち。この時期旅行してる日本人多いな。
もっともヨーロッパに住んでるとか、ヨーロッパで働いてる日本人にしか会わないのだけれども。

明日に備えて早めに寝る。

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