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【艦これ】間延びしたイベントに価値はあるのか?

 辞めてからのほうが饒舌になっている気がするのですが、まぁ気にせず書きます。

 先日久しぶりに昔艦これをプレイしていた友人と会い話をしました。既に情報を一切入れていないため現状どうであるかは全く知らない友人です。そんな中で出てきた文句(?)は以下の通りです。

・アバターの着せ替えが無かった(着せ替えというかグラ変更)

・イベント期間が間延びしすぎ

・イベントの難易度変更に関する疑問(いろいろあるので割愛)

 私個人としても初期の頃はそれでもよかったのですが、グラフィックが増えてからさすがにはあっても良かったと思います。4カ月近く白露イモ食いバージョンでは飽きます。てか、運営がなんかネタ的にやっているので、ここもユーザーの要望というか不満を汲み取れなかった運営のアホさって感じはします。

 さて本題です。イベントの期間について、これはもうぐうの音も出ないほどケチョンケチョンに言いました(お互い)1期とは既に全く様相が変化しているので一概に比較もできないのもわかりますし、ユーザーの質の問題もあります。ですが、いくら何でも2カ月同じイベントやらされるのは…です。これも結果ユーザーに媚びた末の問題というのは間違いありません。いつもいつも短い短いと運営に文句を言う人が後を絶ちません(一部ってのはわかってますけど)「それはお前が都合を付けられないだけだ」と何度も言いそうになりましたが、それを言ったら喧嘩になるので直接は言いません、間接的に言いますw ぶっちゃけ期間が短い方が死ぬ気で他の事を押しのけてやるのでいいと思うんですけどね。期限を定められていないから余計にだれちゃうんです。制限時間のないフルマラソンの大会みたいになっちゃってるですよ。イベントの実施回数が減ったので相対的に1イベントの期間を長くとらないと帳尻が合わないという現実も分かりますが、それでもメリハリは必要です。

 長くなったことによるメリットも当然あるのは理解しています。堀の期間が長くなり掘り逃しという危険は依然と比べてかなり低くなりました。リアルラックがないのはお前のせいなのでここでは聞きません。「機会」という点においては昔とは比較にならないほど多くなっています。それでいて「堀り艦はなくせ」だの「ドロップ率今から上げろ」だのという、もう何言ってんだという文句が目に余ります。自分が努力しないのを棚に上げて他者にばかり求める、現代病です。しかしそれに答えた結果が今の艦これのイベントです。運営も怖いんでしょうね、ユーザーが減るのが。でもその文句に対する運営の回答が間違っていたんです。一言で言い切れば「ゲームの作り方が下手」なんです。ユーザーの希望ばかり聞いていいものが作れるわけがありません「このゲームはこういうものにするんだ」というある程度の作り手の信念が必要なはずなのにそれが見えないのが艦これです。その悪循環の結果が、イベントが無駄に長くなったり丁難易度を実装したり友軍だったりと、甘えを欲したユーザーのわがままに全て直結しているんです。

 以前にお話しした通り、私はゲームは公平であるべきだと思います。ですがそれは「全てのユーザーを救え」という意味ではないと思っています。これは以前の記事を読んでいただければわかると思います。クリアできない人間が一定数いてもいいんです、掘れない人がいてもいいんです。それは個人の問題だからです。モンハンワールドでも今でこそアップデートが終了したから定期的に巡ってくるマムタロトやムフェトのイベントがありますが、当時は一定期間をもってバッサリ終了していました(数か月後にまたやってますけど)そこで獲れなかった武器などは次の目標として残ります。タイムアタックなんかも次への努力につながります。本当にあれはバランスのいいゲームだったと今でも感心します。やっぱ老舗のゲーム屋だけのことはあります。
 結局のところソシャゲ屋ってゲーム屋にはなれないんだなって思います。艦これにしてもアーケードはセガに任せていますが、あっちはそれなりに評判もいいですしゲームとしても出来がいいと聞きます(ブラウザに比べれば)根本のゲームシステムが全く違いますし、収益体制も異なります。これで同じものを作れというのは当然酷です。「餅は餅屋」です。

 イベントの期間というお話でしたが、前提的なゲームの作り方のお話になってしまいました。ですが、そこに帰結すると私は考えます。どこまでユーザーの声を拾うかというのはゲーム会社が決めることです、私たちじゃありません。その結果こうなったのであればもう受け入れるしかないのですが、それがすべてのユーザーにとってプラスであるかは二の次です。現実それで離れる人は多いはずです、私もその一人です。サ終までやれるかなーとか思っていましたけど、一応ゲーマー人生が長い人間としてこれ以上の付き合いは出来ませんでした。元々スマホでゲームを一切やらず、据え置きハードのものしかプレイしない人間でしたので、妥協しての付き合いだったわけです。だからこそ見えた部分はいっぱいあると思います。作り手側に回ってもいいなーって思ったこと何度もありますw

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