健康は大事

 いつもゲームに関することを書いていますが、ちょっと自身に起こったことをしたためます。

 先週の木曜日脳梗塞になり入院しました。しかしすでに退院して自宅です。
 仕事中でした。昼休憩で飯を食って椅子に座って休んでいたところ、急に右半身に力が入らなくなり「あれ?」と思い立ち上がろうとしたところ、力が入らずそのまま倒れました。何が起こったのか自分で理解できませんでした。とりあえず左半身の力で起き上がりましたが、右の力は抜けたまま、立つことすらままなりません。そんな姿を見た同僚から少し休めと言われてソファーで横になりましたが、一向に回復する気配はありません。
 こういった症状が脳梗塞のものであることは理解していました。しかし「まさか」というのはありました。自覚症状もなく前兆などもなかったので血圧かなとも思いました。しかしその脱力が戻ることはなく、取りあえず同僚に送ってもらい自宅に帰りました。病院に行けという感じですがここでもまだ疑っていました。自宅に帰り吐き気がしたので、昼に食ったものを全部戻しました。それで少し楽になり眠気もあったので寝ることにしました。
 そして目が覚めて夜の8時過ぎ、やはり回復はしません。さすがに不安になったので夜間診療に行こうと思いタクシーの手配をしましたが一切捕まらず。偶々家族がその日誰もおらず母に連絡して「それは救急車を呼べ」となったところでやっと呼びました。

 ほどなく救急車が来て、自分で歩くことはでき呂律も問題なかったのですが、人生初ストレッチャーに乗り病院に向かいます。救急で診察を受け11時前くらいでしたが医師が来て「脳梗塞ですね」と。さすがにちょっとショックでした。まぁ自分が正しい食生活をしているかと言われれば首は横に振らざるを得ません。そのまま入院です。自覚症状としては右半身の脱力以外は全くなく、症状としては比較的軽症だったと思います。そうであったからこそこうして今もうすでに退院して文章を書くことが出来るようになっています。キーボードを打つスピードも前と同じですw
 
 入院中は木曜日の夜、そこから昨日までですのでジャスト1週間の入院でした。医師に言わせれば「後遺症も残らずここまで回復するのは相当まれなケース」と言われました。不幸中の幸いです。入院中も当然点滴や投薬はありますが、日に日に感覚が戻ってくる感じはありました。ここからさらに悪化するのかなという恐怖も当然ありましたが、それはすぐに消えて取りあえずはその日のうちに診断を受けたのが正解だったのかなという感じでした。リハビリも一番きついメニューで4日ほど、すぐに理学療法士の方から「もう大丈夫でしょ」と言われたときは安心しました。昨日医師から検査結果を気化され、高血圧には気を付けろと言われそのあと退院の日時を決めるわけですが「今日このままする?」と言われ驚きました。その時こういったケースはごくまれであると聞き、本当に不幸中の幸いだったのだなと改めて感じました。

 人生で重病を患ったのは44年生きて初めてでした。ただそれもこれも日々の生活が悪かったせいです。自分の中で相当反省しました。入院している最中同室の人が癌であったり糖尿であったりと、自身で体を動かすことが出来ない人をたくさん見ました(歳は歳でしたが)と或る晩には同室の人が寝言かどうかわかりませんが「死にたくねぇな」とつぶやいたのを聞いた時はハッとしました。考えさせられました。

 患わないほうが当然いいですが、今回の入院で色々価値観が変わったと思います。親に子供の介護をさせなくてよかったですし、順調な仕事も辞めずに済みました。不思議なもんですが、1割くらい「ここでなってよかったかも」とすら感じます。ただ何度も言いますが「体は大事にしないとダメ」です。

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