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農福連携とは?

さて、今回はそもそも【農福連携】とは?
というお話し

農福連携(農業と福祉の連携)は、障害者が農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会 参画を実現していく取組。 農福連携の取組は、障害者の就労や生きがい等の場の創出となるだけでなく、農業就業人口の減少や 高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながるもの。 農水省HP引用

要約すると
障がい者福祉としては
障がい者の仕事を増やして工賃をあげよう
農業者としては
人手を確保できることによって収入をあげよう

取り組み当初ど素人の自分はそう捉えました

わかりやすく言うと
農家と福祉が互いの課題を解決を目指し、Win-Winの関係を作っていく取り組み

農福連携という言葉を知って取り組もうと色々調べてたタイミングで『TOKIOの城島リーダーが農水省に呼ばれた』というニュース
これが2019年第一回農福連携推進会議

この辺から農福連携という言葉を聞くようになった気がします
その後コロナが広まり室内作業の懸念から当社としても問い合わせが激増、合わせて全国で様々なら取り組みを聞くようになりました

そしていまは《農福連携ブーム》
よくも悪くも取り組み数は激増しています

そこで当社の考える農福連携を説明します

そもそも農福連携をやろうと思った時の選択肢は二つ
①自社で農園を持つ
②既存の農家へ仕事をしに行く

ここが大きな違いで農福連携の重要なところです
当社としては
農業目線の《農フク連携》
福祉目線の《ノウ福連携》
この2種は似てるようで実は全く違うものだと考えます

農業目線の農フク連携はとにかく戦力になる福祉人材の活躍から、自社農園ではなく他社の農園に行き作業実績に応じた賃金(工賃)をいただきます
これには無駄な経費がかからず企業農家からの報酬のほとんどを利用者様に還元できます

一方福祉目線の《ノウ福連携》はいわゆる園芸療法
天気のいい日に農作業をしていくことで体調を整えたり、就職のための訓練などに使う場所

この2種類の農福連携があり、当社の取り組みは前者
農業目線での取り組みを進めています

現在当社のみで言うと
新篠津村花卉農家、新篠津村有機農家、安平町有機農家、由仁町有機農家、安平町ワイン用葡萄農家、安平町園芸農家 他
などで農福連携を実施しています

ここで作業入る方がのほとんどが北海道の最低賃金¥960以上をお支払いしています

B型事業所の全国平均は約¥17000
一日5時間、週5日、4週働くと単純計算で時給¥170

農福連携は多くの場合作業内容はパートさんと変わらない作業をしています
なので、当社としては作業内容に応じた報酬をいただくよう調整しています

そもそも農家は安く来てくれるなら大歓迎ですし、戦力じゃないものを受け入れるならそこは社会貢献でしかありません
それが農福連携が大きく広がらない理由の一つだと考えます

農福連携を推進するためには
農業者側には《障がい者》というものへの理解と即戦力ではなく、長い目でみて来年、再来年にはしっかりとした戦力になるよう育てていく気持ち
福祉側には《農家》理解し、支援者自身も農業を学び理解しそれを障がいのある方ひとりひとりが戦力になれるよう育てていく力
これが必須になります

とても大変ですが、農業は楽しいですよ!
ぜひ自分で育てた野菜を利用者様、そのご家族、支援者自身が食べてみてください
野菜というものの価値観が変わってくると思います

当社のもうそろそろ4年になる農福連携
この取り組みをこちらで事例紹介という形で発表させていただきます!

10月24日開催!

ハイブリッド開催なのでZOOMにて全国から見ることができます

なかなか錚々たるメンバーの中ですがぜひ参加ください!

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毎月第3日曜日はフードドライブ
札幌市白石区にて開催しています

☆支援物資直送お待ちしています
フードドライブや農福連携への支援サイトです
無理のない範囲でご支援ください

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/D89UEBYSJCH0?ref_=wl_share

視察等受付中です
気軽にお問合せください

☆問い合わせ先
合同会社カレイドスコープ
農福連携コーディネーター加藤純平

kaleidoscope.jp@outlook.jp

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