成人の日~母も着た振袖重く背筋伸び~
振袖の重みは20年の重み
私は成人の日に母の振袖を着ました。
最初はあまり気乗りしなかった30年前の着物。
実際に着てみるとおさがりなのにあまりおさがりという感じがしなくて、そこそこ似合っていました。
写真の中のハタチの母にもよく似合っていたので、さすがは親子だな、と思ったのを覚えています。
母も私も脈々と続く血筋の中で守られて、20年かけて育てられたんだ。
単純に、幸せだなと。この命を大切に生きていこうと。
今宵、そんな20年分の充足感を感じているご家族がたくさんある