2022年シーズンのロッテ開幕予想

2020,2021年と2年連続パリーグ2位のロッテが狙うのは「頂点」。2010年台後半の低迷期から、Aクラス常連チームに成長させた井口監督の一つの集大成になりそうなシーズンだ。

開幕ローテ

<予想>
小島(◎)、佐々木朗(◎)、石川(◎)、
二木(○)、岩下(○)、美馬(△)

<候補>
■ロメロ•••いれば期待&計算できるけど、ちゃんと最初からいる訳ではなさそう。
■森•••昨年のファーム最多勝。美馬の跡を継いでほしい。今年は5試合はお試し登板ありそう。
■河村•••長身2年目右腕。入団時は中継ぎ枠と思われたが、先発で評価を高めた。飄々と6回2失点で試合を作ってしまう投球は意外性があった。今年もローテが崩れた時に頼りにされそうで、イニングを食えるようになると来季はローテに入ってきそう。
■鈴木•••昨年は新人で開幕ローテ入りも、途中からスタミナ不足を露呈。左の先発としては貴重だが、タイプ的に中継ぎも向いていそうなので、今季で適性が見極められていくのではと思う。
■本前•••こちらも貴重な左の先発。今年も谷間起用が中心になりそう。
■その他•••広畑(ドラ3)、種市(トミージョン明け)、西野(トミージョン明け)

2022年は昨期10勝挙げた小島と覚醒前夜の佐々木朗の若手2枚を中心に回っていくと思う。この二人がしっかりするとAクラスは確実になってくる。
また石川、美馬といった実績のあるベテラン勢の活躍への期待と同時に、やはり年間を通した好調が想像しづらい二人なので、若手の台頭も期待したいところ。
二木、岩下という井口政権下で若い頃から使い続けられ、期待されてきた二人には今年こそ真価を発揮してほしいところ。10勝まであと一息。頑張ってほしい。
昨年ファームでの活躍から支配下登録された森、トミージョン明けの種市、西野(中継ぎ?)も開幕こそ間に合わないかもしれないが、シーズン途中から起爆剤のように暴れまわれる力は持っている選手である。

リリーフ投手について

守護神•••益田
勝ちパターン•••佐々木千、唐川、国吉
ビハインド•••東條、東妻、山本、八木、土肥、小野、成田、田中靖、中村稔、横山、土居

幕張の生ける伝説、益田の勤続疲労が気になる。例えば数年後の世代交代を意識して横山あたりを使ってみるとか、今年は9回までということはないので、思い切って引き分けで使わないとか。1000試合登板を達成してほしい私からすると最大の気掛かりはそこだ。
また勝ちパターンは今年も盤石とは限らない。シーズン途中でまた救世主的なトレードがあるのではと予想している。手薄な左投手の補強は急務だ。

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