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僕と先生とハロウィンパーティー。

ハロウィンということでカボチャのスープを作ってみました。

味はとてもうまくいって、美味しかったので飲みすぎてしまいました。

ゲボを吐きました。

しかしハロウィンといえば思い出すのは中学3年生の頃。

僕の住んでいた地域では10月31日には子供会を中心に伝統に沿ったハロウィンパーティーを行うのが通例で、僕はそのパーティーが大好きでした。

僕は毎年色々な格好に変装しました。

実寸大の戦車の変装をした時は身動きが取れなくて一歩も歩けず大変でした。

「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」と言っては町内のみんなにお菓子をもらって毎年四キロ位太っていました。

しかし中3にもなると回りの同級生は受験の準備で忙しくなり始めて、僕が今年は何の変装をしようかと言っても誰も相手にしてくれません。

仕方ないので僕は一人で忍者ハットリ君の格好を着こんで町の家々を回ったものの、やはり一人ではさみしくて仕方がありません。

そこで担任の森口先生だったら何て言ってくれるかなと思って森口先生の家へ。

先生の家に着くと僕は出せるだけ精一杯の声で

「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」

と叫びました。
すると出てきた先生は落ち着いた声で「中に入りなさい」と言い、先生について家に入ると先生はカボチャのお面を被り、僕の身体中を撫で始めました。

僕はイタズラをされてしまいました。

イタズラするぞと叫んだのに逆にイタズラされてしまったのです。

その日を境に僕は少年から大人へと成長したのだと思います。
そんなことがあったからか、それからというものお店に並べられてるカボチャを見ると何故か興奮してしまいます。

嘘です。

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