イチカワ

二児の父。双子の父。元よしもと芸人。現貧乏暇なしサラリーマン。 DIYで中古一戸建てを…

イチカワ

二児の父。双子の父。元よしもと芸人。現貧乏暇なしサラリーマン。 DIYで中古一戸建てをアップグレードし続ける男。 DIY中心のブログを書いてます。 https://nohmiso.com ツイッター https://mobile.twitter.com/nohmisocom

最近の記事

スカイブルー

「ねえ父ちゃん。なんで僕達は鹿なのに身体が青いの?」 「うーん。難しい質問やな。わしも若い頃は悩みに悩んでわしの父ちゃん。つまりはお前のじいちゃんに同じ質問をしたもんやけど、分かったのはわしらは只の青ではなしに、こりゃスカイブルーっちゅう奴らしいっちゅう事だけや。」 「スカイブルー…。」 「あと青くてわからんかもしれんけど、実はわしら鹿やのうてガゼルらしいで。」 「え…。」 「まあ青い鹿よりはスカイブルーのガゼルの方がなんとなくカッコエエ気がせえへんか?」 「あ…

    • みかんの食べ過ぎで身体が黄色くなった男の話。

      突然友人から「家に行くよ。」との連絡があり、家で待機。 友人が到着するなり第一声が、 「あれ、君なんか顔黄色くない?」 だった。 えっ。と思い鏡をみるとなんとなく黄色い気がしないでもない。 「んなことないじゃろ。」と言い返すも 「いや、明らかに黄色い。黄色すぎる。」という。 「まあ俺って生粋の日本人だし。黄色人種っていうかイエローモンキー的な部分あるよね。」と笑いながら手のひらを見てみると明らかに友人よりも黄ばんでいる。 すると、 「いや、冗談抜きで身体が黄色くなる

      • 僕と先生とハロウィンパーティー。

        ハロウィンということでカボチャのスープを作ってみました。 味はとてもうまくいって、美味しかったので飲みすぎてしまいました。 ゲボを吐きました。 しかしハロウィンといえば思い出すのは中学3年生の頃。 僕の住んでいた地域では10月31日には子供会を中心に伝統に沿ったハロウィンパーティーを行うのが通例で、僕はそのパーティーが大好きでした。 僕は毎年色々な格好に変装しました。 実寸大の戦車の変装をした時は身動きが取れなくて一歩も歩けず大変でした。 「お菓子をくれなきゃイ

        • 父親がパンクだったはなし

          昔の話、僕はイギリスはロンドンに住んでた事があったんだけれども、だから英語がペラペラなんだよね。 その頃は親父がバーを経営していて、ママンはバーで踊り子みたいな事をやってたりしてたんだけど、親父の人柄が良かったからか来るお客さんはみんな良い人達ばっかりで。 二つ隣の鍛冶屋のボブ叔父さん、バーの三階に住んでる小説家のキャサリン、車の修理屋のビリーなんかが毎晩のように店にやってきて、ウインナーをツマミにビールをバカみたいに飲んでベロベロになっちゃって。 夜も更けてみんな自分

        スカイブルー

          宇宙飛行士になるために

          実は僕は昔宇宙飛行士になるために猛勉強をしていた時期があります。 宇宙ステーションに住むのが夢でした。 というのも、僕は酷い対人恐怖症的なところがあって、例えば合コンなどに行っても、知らない人に対面してしまった恐怖心により女性の目が見れず、そのうち手が痙攣しはじめて自己紹介をしながら気絶してしまったり。 ちょっとした恐怖心でオシッコを漏らしてしまうので常にパンツが濡れている状態で、いつも使っている木製の椅子はオシッコで腐って座る事ができなくなってしまったり。 そんなこ

          宇宙飛行士になるために

          トリツカレ男の日記

          12時間ほど眠ってしまい、起きたら夜の7時だった。 こんな時間に起きてしまうとどうしていいのやらよく分からなくなってしまって、目を閉じたらまた二時間眠ってしまった。 起きたら夜の9時になっていて、こんな時間に起きたらどうしていいのやらよく分からなくなってしまった。 なんて言いながら、起きたら自転車のパンクを直す事にしていたので、僕は起きてすぐ外に出て修理に取りかかった。 パンクの修理というのは、タイヤからチューブを引き出して空気が漏れている所を探しパッチを張るといった

          トリツカレ男の日記

          不幸の連鎖はどこまでも

          こんばんは。平成の猫研究家イチカワです。 猫の事なら俺に聞け。ハードボイルド猫可愛がりイチカワです。 猫と犬。どっちも可愛い。俺は猫が好きなだけ。意外と読書家イチカワです。 わわわ。肩書がいっぱい。 先日の昼に、カボチャのスープを作ろうとカボチャをスライスして鍋に投入し、弱火で蒸らすような具合で火にかけて、 「早く食べたいなあ。でもじっくり時間をかけたほうが甘くて美味しいスープが出来るのを俺は知っている。わぷわぷ。」 なんて呟きながら、火が通るまでキッチンは寒いの

          不幸の連鎖はどこまでも