小学生へのKindleのすすめ

知育ネタは結構あるのですが、それはまた今度。

うちの子は本を読まない。
本は好き。
絵本も好き。
未満児さんの時も、幼児期も就学してからも本自体は大好き。

お部屋事情にもよるとは思いますが、ぜひ本は買って、破かれてもいいので手の届く範囲に置いてあげて欲しい。

図書館が近いとか行くのが趣味ならまた事情は違うと思うのですが、
双子さん、年子さんお育ての方、厳しいですよね???

徒歩五分圏の100均もスーパーも行けない未満児時代。
出入り口が多数ある公園には絶対1人で2人連れて行けなかった幼児時代。
と過ごしているので、図書館でゆっくりワンツーマンで本を選んで楽しく読む、なんて夢のまた夢。

だったので、うちの場合。
絵本の定期便、買ってました。
正直良かったです。
「適齢期にいろんな本を読ませてあげたい」
という希望にマッチ。絵本を選んで送ってくれるサービスなので。

うちが使ってたのは福音書店さんのサービス。親向けの本はいらないとキャンセルしてました。
なので、月2冊くらいかな?
送ってもらって、読んでました。お家で繰り返し。

保育園も多分日中保育でも読み聞かせをやってくれていましたし、
ほぼ毎日延長保育組に入っていたけど、その待ち時間に紙芝居を読んでくれる園だったんですよね。
それも気に入っていたみたいで、お家でもよくその再現を求められていました。

諸事情で3歳から幼稚園に転入しているのですが、そこでも読み聞かせを大事にしてくれていて。
小学校でも本を読むことに力を入れてくれていて。

と、これだけ読むことに親しんできて好きなはずなのに読まない。

いや、読んでるんですよ。
就学時にひらがなカタカナを全くやらせなかったアドバンテージ分、自分で文字を辿るのは遅いのですが、
絵本→ゾロリ、おばけえほん
の移行は上手にできているんです。
でも、その後に続く本レベルが見つからないのもあり、なかなか厳しい。

年中あたりで幼稚園→民間託児からの帰宅で遅くなり、家で読む時間が無くなったのと本屋はそろそろ行けそうだ、と絵本定期便を切ったのも良くなかったのかもしれない。


イラストで釣れないかと女児ウケしそうな
ふたりはなんちゃら、リモーネのなんちゃら
を本棚に入れてみたもののあまり食い付かず。

漫画でもいいから読んで!!
と歴史漫画を置いてみたものの
(当時はそもそも語彙が少なすぎるため、長いストーリーを理解できないレベルの読解力だったので)
読まず。(読めず)

好きな動物ならいけるかも?、と
ねこねこ歴史漫画
を置いてみたら、これは読んでくれました。
あと、4コマの
のびーる国語シリーズ
漫画で覚える慣用句
とかね。
だって当時、読解も語彙もゼロで、ストーリー追えないから4コマが限界だったのよ笑

そんなタイミングで、たまたま学研体験へ行った時、待ち時間用に置いてあった、沼界隈では有名な
どっちが強いシリーズ
実験対決シリーズ
サバイバルシリーズ
にめっちゃ食いついたんですよね。

帰宅後に、その辺りを買い揃えて本棚に置いてみたのが2年生半すぎ?くらい。

その頃には国語がどうやら酷語で、
公文や学研のドリル、読解のプリントや語彙のプリントやらせている割には全然ものになっていないことに気がつき、
プリントを進めるのではなく、なるべくストーリーを長いものを読んでもらう、いろんな言葉に触れてもらう、
を目的に引き続き本を探す旅に出戻ることに。

でもね、本当に読まない泣。
学習漫画はなんとか、絵が濃いものには食いつく。
おばけえほんやゾロリは読むけど、殆どひらがなでしょ。
そろそほ漢字も語彙も増えて欲しい。

キラキラお目目の表紙には惹かれないし、
絵が濃いと言えば少年漫画?とコロコロ、サンデー系の漫画を置いてみたところ

なんと!コナンは読んでくれた!!
ヨシきたっ!
ということで発行されている巻を10冊ずつレンタルしてそっと本棚に置いておくことに。
流石にコナン100巻超えを置くスペースはなかったのでポリシーに反してる買わなかったのは許して欲しい。
コナンを100巻読み終える頃にはドクストも読めるレベルになっており
気がついたら双子の片方は「頑張れば」児童書の文庫本を読むレベルまではレベルアップしていました。
もう片方は文庫本をそもそも読まない。

注視していると、どうやら開いた時の文字の大きさ、ページ数で拒絶反応のよう。


で、タイトル回収。
Kindleマジおすすめ。
だって、文字の大きさ、ゾロリ並みの大きさにできるもん。
文の間隔、おばけずかん並にあけられるもん。
ページ数?
「なんか、読み終わらないよ?」って本人、100ページ超えて気がつくレベルで、気にならない。

本当はタブレットあるのに別に買うなんて、って思っていたし。
レンタル料でしょ?会社潰れたらもう読めないじゃん?って思ってましたし。

でもね、Kindleひとつあれば、中に数十冊ストックできるし、2人分もってもカバン重くならないし。
5分、10分の隙間時間で読めるし。

なにより、親も子供がどんなことに興味持ってどのくらい読んだか、確認できるし。

他のアプリがないから誘惑ないのよ。

読書が苦手な子ほどおすすめです。


【追記です。】
あのあと、Kindleで(親的に)念願の文庫本をあれこれつまみ食いしていた2人ですが



↑自分たちで見つけて気に入ってシリーズ読みを始めました。


↑友達が読んでいた、と言う理由で読み始め。


この辺りを何冊か読み終えたあたりで、驚くべきことに本棚の隅っこに眠っていた

この辺りのシリーズを読み始めました。
漫画なのですが、ハードカバーでハリポタ系と同じくらいの厚みのストーリーとなります。

かつて本を読まないと悩んで、せめて名作くらいは概要を知ってほしいと、ブックオフやメルカリを巡って私が集めて本棚にお供えしたシリーズです。
実はずーっと読まれず、そろそろ手放そうと思っていたところでした。

漫画も小説もそうですが、一つの話を長く読めるようになる段階が進まないと、
どんな形式の話も読めないのかもしれません。

もしかすると、このマンガジュニア名作シリーズをすらっと読める段階に入ったら(親的に)夢のハリポタも読めるようになるかも?
酷語女子でもいけちゃう?な期待が少し出てきてます。

裏を返すと、これまで読んできた漫画でも、はたらく細胞はともかく、ドクストのストーリー展開はわかっていなかった可能性が高くここでもう一度読み返させても良いのかもしれません。

ちなみに親の趣味で、もやしもんや銀の匙あたりを最近は手の伸びやすいところに置いているのですが、それは読まれず、こっちの名作シリーズに手が伸びたのはなぜ?的な疑問は残ります。

絵柄??の問題?
でもコミックの方が厚みは薄いのだけど??
しかも、あれだけ「男の子ばかり出てくるのは嫌!」とか言っていたのに、小公女は読まずにトムソーヤとか三銃士とか読んでますから。。うーん??

読書の進め方もまた計算と同じで奥が深いですね。


【さらに追記】
先の「四つ子くらし!」は発売巻全部完読しました!!(パフパフ!!

子供新聞も床に撒き餌のごとく巻いておくとたまに眺めている様子も!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?