見出し画像

家事はできる人がやればいいと思うのは、間違っているだろうか?

どんな人にも当てはまる主張だとは思っていません。たくさんの条件や前提はあるだろうと思います。

人によっては得意だけれど、負担を強く感じる家事もあるでしょうし、一方が外で仕事をたくさんしたほうが、家の経済状態がよくなるなら、収入の上がりにくい人が、苦手だけれど、多くの家事を担当してしまっている家もあるでしょう。自分と家族のために家事をすることに理由が必要ない人じゃないと通用しない理屈かもしれません。仕事にもっと時間を使ったほうが稼ぎが増えたとしても、掃除が好きな人なら、その人がやればいいと思っています。

稼ぎの状況はともかく、うちの場合、基本は、やれそうな人がやっています。

「晩ごはん」は、私が作っています。
妻は現在、帰りが遅く、私は現在、在宅勤務です。
(あ、先週結婚しました)

普通に仕事が終われば、夕方、スーパーに行って、その日にお手頃価格の野菜や肉、魚をメインに据えることに決めて、レシピを検索して、作れそうなものを作ります。近所にあるスーパーが安くてとても助かっています。

レシピを選ぶ際は、短い時間でできるものから選ぶことが多いです(あと自分が食べたいもの)。できれば、お弁当に入れやすいおかずが一品あると嬉しい感じです。毎日ではありませんが、妻にはお弁当が必要な日があります。

玉子焼きやゆで卵くらいは、お酒を飲んでしまっていても、晩ごはんの後に、お弁当用に追加で作れますし、レンジで温めるだけのお弁当用の冷凍食品も用意しています。ですが、一品くらい、お弁当用のおかずがあると嬉しいですね。夕方、ご飯を炊いて、妻が帰宅する1時間前に晩ごはんを作り出すことが多いです。ご飯も、お弁当用に使う分を余計に炊きます。といっても妻一人分なんで、食べる分より少し多めという程度。余ったご飯は冷凍庫に保存しておきます。

今の時期、ウドの登場回数が多いです。

しかし、料理をするようになっても、毎日、作るのもやっぱり大変でした。結局、所用で妻が休みを取ることが多かった3月は、結構作ってもらっています。「(使った)食器を洗う」ことは、やる気がある人がやる感じ。

「洗濯」も、在宅勤務の私がやることが多い家事ですね。

「掃除」は、それぞれが気になる場所を、気になる人が、気になる時にやっています。床に落ちたゴミが気になれば、クイックルワイパーで床を拭きますし、トイレの汚れが気になったり、今週、掃除したっけ? と思ったタイミングで、トイレクイックルを使って、床や便座を拭いています。
(トイレ掃除は実はお互いにやっているらしい)

妻は水回りの汚れが気になるようで、「キッチンや風呂の排水溝の掃除」は、妻がほとんどやっています。

「お風呂掃除」は、私は、朝のシャワーで済ますことが多いので、ほとんど妻がやっていますが、妻が料理を作っている間、私が手持無沙汰になって、掃除することはたまにあります。

一度目の結婚の時は、ほとんど何もしていませんでした。乾燥済みの洗濯物を畳むくらいでしょうか(それも言われてやってたくらい)。

離婚して、一人で暮らすようになって、時々遊びに来る息子に、毎回コンビニ飯や外食もよくないだろうと、料理を始めました。めちゃくちゃ片付いた環境でなくてもいいとは思っていましたが、息子には不衛生な環境で過ごしてほしくなくて、息子が来る前日だけ、掃除をしていました。離婚して、初めて、人並みの、それでも人並み未満だと思いますが、家事をするようになりました。100%息子のおかげです。

ただ、今の住まいは、部屋の「整理整頓」がうまくいってないかもしれません。実は、今の住まいは、年末に引っ越してきたばかり。妻のほうは、1月に以前の家から越してきました。まだお互いの部屋にも、リビングにも段ボールがありますし、キッチンには二人の調理器具が転がっています。潔癖症だったり、整理整頓にこだわりがある人だと堪えれない状態かもしれません。

こういう家事は、どちらか一方が得意だったり、リードできるといいんでしょうけど、残念ながら、うちはまだ散らかったままです。次のお休みに片付ける棚を買いに行くことだけは決まっているので進捗はあります。あります。

やっぱり家事を分担することは、モメるきっかけ、モメる原因になることが多いでしょう。前の結婚生活では、自分がやってもらってばかりだったので偉そうなことは言えませんが、一方のストレスがあまりかからないのであれば、例え、どちらか一人に家事を全振りすることになっても、できる人がやればいいと思っています。

でも、実際には、そうもいかないことは重々承知しています。食事は、私が一人で担当していい、と思って暮らし出しましたが、実際にやってみると、週に7日は無理でした。仕事が片付いていない時に調理を始めなくちゃいけない焦り、毎日の献立を決める負担、雨の日の買い出しの鬱陶しさ、作った料理への反応が薄い時の落胆、やっぱり毎日毎食は難しいですね。

家によっては、うちの「整理整頓」のような家事ばかりのこともあるでしょう。夫婦の場合、どちらも得意じゃないこと、両者ともストレスが強いこと、全部外食にしたいくらいだけど経済的に許されない、といった事情もあるでしょう。

正解があるとは思っていませんが、昭和からある男女の役割、現在の得意・不得意に縛られず、「やってやった」なんて思わず、理由なんかを考えずに、シレっとできることを続けることがコツかもしれません。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。