打ち合わせのヒーローになろう。打ち合わせをクリエイティブにする力 #ほぼ日の學校
「ほぼ日の學校」アドベントカレンダー23日目です。
少し前、ミーティングの立ち居振る舞いに悩んだことがありました。
自分一人で案件を進められるわけでもなく、開発するエンジニアでも、プロダクトのオーナーでもない、マーケティング部門の人間なので、私自身が製品・サービスの正解を持っているわけではありません。いい成果に結びつけるために、どのように打ち合わせを見直していくか、に関心がありました。
授業紹介
打ち合わせのヒーローになろう。 | 岡本欣也 | ほぼ日の學校 (1101.com)
最近は、お客様から「こういうことをしたい」という「プレゼン」が減ってきたそうです。お客様も正解を持っていない。私の普段の仕事でも、プロダクトオーナーが、こうしたい! という意思を持っていないんじゃないか? と感じることがよくあります。
以下に、岡本さんの打ち合わせに関する発言をメモしておきます。
打ち合わせに臨む態度
打ち合わせを何かを作る場所だと考える
縮こまるのは避けよう。実際には違うんだけど、かしこまらず、対等の立場として意見を出す
(「プレゼン」と呼ばず「打ち合わせ」と呼ぶ。社長様が~なんて言わない場にする)個人として意見を取り上げて欲しいと頑張るのではなく、チームとして打ち合わせの場から、いいものを出すというマインドでいる
(自分の意見が通らないと考えると、ファイティングポーズ取っちゃう)相手の気持ちに1回なって考えてみる
(「僕だったらこう考えますかね」「例えば言葉にするとこういうことだったりしますかね」)
自分がいいことを言わなくても、打ち合わせに参加したプロジェクトがうまくいくことが何回も続けば、あの人の仕事はうまくいくという評判になる
とにかく発言する
打ち合わせが始まったばかりの前半こそが発言タイム
(打ち合わせは、時間が経てば経つほど話が組み立てられて方向性が出てしまう)前半であれば間違ったことを言っても許される
(突拍子もないことを言っても「アイデアの一つとしてはアリだよね」みたいな感じでちょっと受け入れられやすい)若い人はできるだけ前半で話す
年齢を重ねたら、若い人が話しやすいように仕向ける、話を振る
打ち合わせ中の行動
客観的にみていいねと思えることがある時「それいいね」と言う
思いついたことをメモする。自分の考えを可視化してそれにも突っ込みをいれるイメージで
発言の行間も救い上げる
寄り添ってるだけでもだめで、本音をはさんでいく
アイデアを広げた状態で打ち合わせをする
アイデアの発散と収束を繰り返す
ああ、私は効率を求めて、残タスク、次のアクションだけをメモして共有することがが多いですね。それで仕事した気になってるなぁ。正解がない打ち合わせでは、それだけでうまくいくわけがないですよね。
感想
並べてみると、そんなに目新しいことはありませんでした。
話を狭め過ぎず、自分が気になること、相手が言い足りないことを掬いつつ、アイデアを並べて見ながら(順番に出すのではなく)、あーだ、こーだ話し合うことになります。
打ち合わせの結果、いい成果を出すためには、ちゃんと「打ち合わせ」を重ねる時間も回数も確保しなきゃですね。岡本さんは、広告、コピーライターだけでなく、こういう打ち合わせをしてほしいと言います。
打ち合わせの前に、このnoteを見直したいと思います。
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。