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わんぱく天国で発揮された息子の集中を喜んだ日曜日

二か月後には、富士山に0合目から登ろうというのに、今日、40分街中を歩いただけで、へとへとになってしまった。曇天にも関わらず。

本格的にまずい。自分のトレーニングも必要だけれど、一緒に歩く息子の危機感も煽っておきたい。

最近は、登山者に弾丸登山をさせないために、五合目の登山口を夕方には閉じるとかいう話も出ているので、計画の見直しが必要だ。

今週、計画を練り直して、早々に山小屋や自治体に相談しなきゃいけない。

最近の息子のことを話すと、先日、材料も工具も使える「わんぱく天国」というところに行って、3時間ほど工作に勤しんでいた。

長時間、集中できてすばらしかった。こっちは、穴を開けるドリルや、電動の糸ノコを使う間、背後に立ってひやひやしながら、時間を過ごした。

何かに集中できる特性はうまくハマれば、受験にも活かされるかもしれない。どんな場面でも集中できるわけではないだろうけど、集中力は、受験以外でも、人生で活かされる場面がある。息子が、自分にない良質の性質を発揮する場面に出会うと、親として本当に嬉しくなるし、とてもありがたいと思う。

作った汽車、機関車と後ろに続く車両2つ、計3つの車両の出来はとてもよく、持ち帰ろうとした時に近くにいた小さい子に触られそうになったり、別の子どもからは写真を撮られたりして、持ち帰るのに難儀した。出来はよかったがもろいのが弱点だったのだ。息子は知らない子どもたちからの評価を喜んだし、私も自分の作ったものではなかったけれど、鼻が高かった。

自分の息子には間違いがないのだけれど、作ったものは息子のものだし、親権も持たない親が、勝手に写真をさらすことに抵抗があるので、ここでは写真をアップしないけれど、日曜日以来、息子の作った汽車の写真を眺めて、ニヤニヤしている。

もう小学校高学年なので、これから先、一緒に過ごす時間は減っていくだろう。しかし今年は、数少ない共通体験の一つが、夏の富士に待っている。

あまり時間はないけれど、それぞれにトレーニングに努めていきたい。うざがられても、息子に毎日メッセージしよう。

はぁ、本番が迫ってくるごとに、不安と焦りが覆いかぶさってくる。何とか、健康に七月を迎えられますように。失敗してもいいけれど、できる準備はして臨みたい。


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