サントリービール工場見学記 心を奪われた一口
サントリーのビール工場見学に行ってきました! ユーミンが『中央フリーウェイ』で「右に見える競馬場 左はビール工場」と歌った、あのビール工場です。
この見学ツアーはすごく人気で予約が始まるとすぐに埋まってしまいます。空きがわかっていた日程が6月だったので、6月に予約しましたが、梅雨の時期なんで心配してました。何とか晴れてくれました。日曜の朝、緑の多い、分倍河原の駅のバスターミナルで、工場見学のシャトルバスのバス停でバスを待ちました。
工場まで10分ほどで到着。
※撮影OK、SNSやブログで書くこともOKということでしたが、公開NGの情報があれば、削除します。
工場内見学
工場の入り口の中にあるスペースで少し待たされます。衛生面・工場の安全面からのためか、飲み物の持ち込みはNG。水分補給は、同スペース内のウォーターサーバーで、という注意点あり。
しばらく待った後、3階に移動します。
これから、70分のツアーの開始です。
サントリーの紹介
まずは、初夏限定ホワイトエールの宣伝から。本日の工場の案内担当のIさんが、「ビール好きなひとー?」と挙手を求めてきたのに呼応して、元気に手を挙げる中年男性たちも、ホワイトエールについては、知らなかったご様子。
「水と生きる」というコーポレートメッセージの説明、「天然水の森活動」の説明がありました。
醸造家たちの矜持、プレモルの特徴、こだわりについての説明が続きます。
さて、10分弱の解説の後、ようやく工場の中に入ります。
天然水・麦芽・ホップ
ビールの90%は水分という事実と、ここでも、サントリーが自信を持って、届ける「天然水」の説明から。
そして、ダイヤモンド麦芽の説明。
ちょっといただいて齧ります。
続いて、ホップの説明。ホップの香りを嗅がせてもらいましたが、おもわず「うっ!」ってのけ反るほどの強い香り。
仕込み
そして、また5分ほど、ちょっと座学を挟みます。
煮沸工程の隣で、座学の部屋に入る時に、すごい香ばしい香が漂います。
仕込みの時に、二回の煮沸を行う、「ダブルデコクション製法」の説明、複数回に分けて、ホップを投入する「アロマリッチホッピング製法」の説明があります。
通路には、矜持を持った職人、醸造家の写真があります。
釜の内部は撮影禁止。
発酵・貯酒・ろ過
発酵して、1週間で「若ビール」と呼ばれる状態になります。その後、貯酒(ちょしゅ)工程に移ります。
パッケージング
最後はパッケージング工程です。きれいな缶も、詰める前に洗浄されます。
動画はNGですが、写真はOKとのこと。
ここまでで約50分の工場見学です。
試飲!
さぁ、工場見学の締めは、一番の楽しみ、試飲です!
当日、運転の予定がある方、未成年者には、ノンアルコール飲料の用意もありました。途中何度も、「今日、運転しませんよね?」という確認がありました。こういうところはしっかりしています。
試飲は、プレモルこと「ザ・プレミアム・モルツ」です。
最近、加齢とともにビールを飲むことが減りましたが、改めて、ビールがうまいと思えました。苦み、香り、のどごしは、理想の形です。日本のビール大好き。
そしてなんと、おかわり2回までOKです!
せっかくなので、
「ザ・プレミアム・モルツ 香るエール」、醸造家がうまさだけを追求した「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」をいただきました。
「ザ・プレミアム・モルツ 香るエール」は、最近、流行りの香りの強い、くせのあるようなエールではなく、すっきりした飲み口と、さわやかさが気持ちいいビールです。
「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」は、ずっと飲んでられそうな飲み口。でも、一杯飲み干すと、満足感が体をめぐります。
ま、こうなります。
試飲時間は、20分なので、あまりたくさん飲めない方は、無理しないでくださいね。私も、ビール3杯程度ならゴクゴクと飲めますけど、すぐ顔に出るので、顔を赤くして、工場1階に戻りました。
満足度高い工場見学
プレモルが、とてもおいしかった!
個人的には、苦みといい、うまさといい、スタンダードなプレモルが一番おいしかったですね。1階の売店では、ビールも、サントリーのオリジナルグッズが売られているので、買って帰るのもよいでしょう。ビールは、店頭に並んでいるものばかりのラインナップだそうですが、オリジナルグッズの中には、ここでしか買えないものも置いてあるとか。
工場見学の一首
工場見学の注意点
・飲み物は持ち込みNG
・見学当日は、試飲を楽しめるように運転の予定は入れないようにしましょう。
・基本は、写真OK。NGの場所もあるので注意しましょう。
・動画の撮影は禁止
見学のあと
工場の正面出口を出ると、20分弱で、東京競馬場まで行けます。
工場見学日は、自分の予定が空いている東京開催日(G1レース以外)を狙ってました。広い空間で、美しい馬と醜い人間のコントラストを楽しむには、いい天気でした。ちょっと暑かったですけど。財布を少し薄くして、帰宅しました。
私と同じように工場見学のついでに馬も楽しみたい方は、東京開催の日程をご確認ください。
(G1開催日は、予約しないとたぶん入れないのでご注意)
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。