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まだまだ気分の波がある(1月後半の24首)

近況

仕事は、うまくいったり、いかなかったり。
プライベートは、ほぼ日の学校がはじまったことで、楽しみは増えたものの、日々の娯楽の中心に据えたい映画を観に行く余裕はつくれず。
酒を飲んで、座椅子で寝るようなことをしてたせいで、体の調子も悪くなるし、酩酊しているから、夜に書くこと、読むこと、観ることができていなかった。
反省し、最終週だけ、休肝日をつくることができた。就寝前に本を読んだのは久々だ。気分がいいぞ。酒は控えよう。

1月後半の歌

1/16木
艶っぽい女に景色に味のある男が並ぶ大浮世絵展
気鬱には歩くといいよと言われたの 会社帰りに一里七町
(「塔」短歌会2/20締切)
1/17金
怒りに任せ歩くスピード速くって小半時駆け一里七町
1/18土
子と過ごす週末の時間楽しくて顔がほころぶ一日でした
1/19日
一日中飲んでは食って過ごしたら部屋に残るはガーリック臭
1/20月
子が恋しネットにいない六歳の息子の名前検索している
孤独な夜、古人に倣い空見上げ星と語らう 晴れでよかった
(「塔」短歌会2/20締切)
1/21火
セミナーに参加し座る一時間 疲れ感じてもう帰ろうか。
1/22水
二年前心の隅置いた滓、掬う機会が目の前にあり
1/23木
江戸の人健脚だったと聞き及び我も倣って今日は2万歩
(「塔」短歌会2/20締切)
1/24金
金曜に風呂上がりまで子と遊ぶ 別れの間際ぎゅっと抱きしめ
息子との風呂が終わって家路着く体より先、心、湯冷めす

1/25土
調理室カレーを食ってたわいない話などする土曜の朝に
(「塔」短歌会2/20締切)
1/26日
生活に手一杯だと感じおり書きたいものを前に居眠り
飲まなけりゃあれもこれもとできるだろう 冷えたビールをぐっと飲み干す
息子との一緒の時間もあとわずか何ができるか我が子を見つめ

1/27月
座椅子寝が一人暮らしの悪癖と腰を痛めてようやつと知る
1/28火
酒控え午前すっきり過ごしても酒欲してかヤサグレが来る
(「塔」短歌会2/20締切)
1/29水
閉店の時間を気にし駆け足で店に飛び込みビール一杯
(「塔」短歌会2/20締切)
生ひとつ、レバタレ、ぎんなんお願いし、ページをめくる烟るカウンター

1/30木
ターミナル駅のトイレも夜になり便器に臨むオヤジが揺れる
ターミナル駅のトイレも夜になり居並ぶオヤジがゆらゆら揺れる
(「塔」短歌会2/20締切)
1/31金
苦しさを耐えて忍んで言葉吐く窘められて致し方なく
よのなかのつまというなのいきものにやりよさされとうらみをいだく

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。