推理界のニュースター 名探偵津田の事件簿 #水曜日のダウンタウン
オススメする番組は? と聞かれたら、番組の一企画ではありますが、今は、TBS「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田」一択です。
前回、初めて「名探偵津田」が登場した回に大ハマりしました。
名探偵津田 再登場
11月8日、いよいよ第二弾の放送がありました。
ずっと待ってましたよ第二弾!!!
「水曜日のダウンタウン」は、大笑いする当たり回もあれば、そうでもない回もあります。でも「名探偵津田」については、初めてみてハマってしまって、第二弾を見逃したくなく、そして何度も名探偵津田の活躍を見たかったので、第一回の放送以降、ずっと「水曜日のダウンタウン」を録画予約して放送がある日を待っていました。
企画は、「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」の検証なので、探偵役は、ダイアンの津田さんである必要はないんです。でも、プレゼンターのバカリズムさんがおっしゃるように「いろいろな意味でちょうどいいんです」よ。
津田さんは、ミステリーにあまり関心がなさそうで、ミステリー好きなら、この証拠や証言は絶対覆るやつ! という場面に出くわしても、何食わぬ顔で、「じゃあ、間違いないですね(関西弁)」と華麗にスルーしてくれます。
急にコントの世界に参加させられてるしぶしぶ感、やらされ感を出してしまうのもおもしろいですし、あれだけ周りに誘導されてるにも関わらず、トリックや犯人に目星がついた時の、閃いた顔がすごいです! 石坂浩二さんも、古谷一行さんも津田さんから演技を学ぶべきでしょう。「犬神家の一族」も「八つ墓村」も撮り直したくなるはずです。
名探偵津田 第2話~呪いの手毬唄と招かれざる男~
7人しか住んでいないという(設定の)村です。村長の名前は、五百旗頭(いおきべ)さん。
そこでニセ番組の取材で、村に伝わる伝統の舞を取材するという流れです。推理に使う小道具である村のパンフレットもコーディネーターが村を紹介するついでに渡してくれます。
村長にこの時間に来てくれれば村の舞を見せると言われ、言われた時間に村長宅に行くと、村長が縄で胴を括られて、頭から血を流し、吊るされています。
吊るされている村長を見て、水曜日のダウンタウンの企画であることに気づきます。(はぁ、めんどくさい)って表情がすばらしいですね。手塚治虫さんも津田さんの顔を見ていたら、キャラクターの表情がさらに豊かになっていたでしょう。日本の漫画表現が変わるほど、津田さんの表情がわかりやすい。
「もぉええてマジで」
「またやんの?」
「なんでこんなことまで来てやんねん!」
番組だとわかったのであれば、乗っかりゃいいとは思うのですが、長時間のロケが嫌なのか、本気で嫌がっています。
「何でまた俺でやんねん。別のやつでやれや!」と、愚痴が続きます。
あなたがおもしろいせいですよ。
企画だとわかった後も、
「今日はほんまちょっとすいません…」
「今日はもう帰ります」
と頑固なまでに受け付けない津田さんがおもしろい。
一通り、関係者、事件の整理をしたあと、今回の探偵助手役である理沙さんから
「つまり津田さんどういうことですか?」
と聞かれ、
津田「「どういうこと」って?」
理沙「殺害が起きた時にいたのはここにいる人達だけ」「で外から来た人はいない」
津田「あーはいはいはいはいはいはい」
理沙「つまりどういう事ですか?」
津田「えっと…まぁこの中に犯人がいるっていう事ですね」
で、パン、パン、パン、と、村人の驚いた顔が次々に映し出され、正式に探偵パートのスタートです。
こっから先も逐一レポートしたいのですが、まだ TVerで視聴できますので、このnoteを見た方は、ぜひ視聴してください。そして、自分以外の5人の人におもしろさを伝えて、視聴を促してください。そうしないと村の呪いであなたが死んでしまうことになるでしょう。
水曜日のダウンタウン
犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾 | TBS(11月8日(水)放送分)
今後の期待
日テレで年末にやらなくなってしまった「笑ってはいけないシリーズ」のように、年末の定番番組にしてほしいと思っています。
「名探偵津田の年末事件簿」、実に楽しみです!
さすがに何度もやれば、津田さんも勘もよくなるでしょう。事件の難しさが上がったり、他の探偵役が登場することがあるでしょう。推理から、ちょっとホラーよりに持ってく回もあるかもしれません。
でも、津田さんの反応があまりにおもしろいので、引き続き、名探偵津田を主人公として登板願いたい! 相方のユースケさんには、村人や旅行客として、映画の松本清張さんのように、ちょい役で登板願いたいですね。
津田「おまえ何してんねん!」
ユースケ「は? 何がですか? ずっとこの村に住んでるものですが」
津田「ほななんで関西弁やねん!!」
みたいな。
年末特番みたいにお金をかけれるようになると、ベストセラー作家に脚本もお願いできるでしょう。
「今回の脚本は、東野圭吾さんです」
「今年の脚本は、宮部みゆきさんにお願いしました」
みたいな。
登場人物も大御所が登場するかもしれませんね。松平健さん、西川きよしさん、明石家さんまさんといった大御所に難癖をつけられて、キレる津田さんを見たいです。
ぜひTBSさんには社運をかけて「名探偵津田」をシリーズ化していただきたいと思っています。本気で期待していますからね。