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待ってた楽しみ、続く楽しみ(7月前半の18首)

近況

コロナ騒ぎの前に予定されていた楽しみが戻りつつある。

まず、ずっと楽しみにしていた「ほぼ日の学校 橋本治をリシャッフルする」講座が再開されたことが嬉しい。橋本治さんの守備範囲の端っこを齧るだけかもしれないが、「ほぼ日の学校」は、いつも世界を広げてくれる。

さらに、3月以降、行けてなかった映画館に行った。
「夏の夜の夢」は楽しかった。好き嫌いの多い演目な気がするけど、私は劇中劇を通してより劇に没頭できるので、好きな演目だ。

再開された楽しみだけではない。在宅勤務が続く状況だからこそ、時間ができて、増えた楽しみもある。最近では、Twitter上で騒ぎになったポテサラを作ってみた。二度作った。最初は、じゃがいもと厚めのハムのみ。その次は、刻んだらっきょう、タマネギに、軽く焼いたベーコン、たっぷりのマヨネーズを混ぜた。さらに隠し味に練乳を入れるという暴挙に出た。
(「3月のライオン(15)」に記載された作り方)
まだ、うまくなれそうな気がするので、またそのうちにでも、作ってみよう。

仕事は絶不調。クビになりそう。

7月前半の歌

7/1水
ーー ほぼ日の学校再開 ーー
久々に授業を受けてノート取る 蠅の背に文字書くかのように
(「塔」短歌会7/20締切投稿分)
7/2木
出社日に愚痴の聞こえる席座り 自宅思って幽体離脱
(「塔」短歌会7/20締切投稿分)
7/3金
衰えにどう向き合えばよいのやら 認めないのはきっと愚かだ
レバー欲し今日も今日とて「稲垣」へ 皿が来るまで一首をひねる
7/4土
TODOのために土曜を空けまして やる気が起きず二十時間寝る
→TODOのために土曜を空けまして やる気はなくて二十時間寝

(「塔」短歌会7/20締切投稿分)
7/5日
薄明かり甘い言葉を掛け合って肌を滑らすされどそれだけ
(「塔」短歌会7/20締切投稿分)
7/6月
原稿は受け入れられず持ち越しに今日の疲れも明日に持ち越す
7/7火
天空に語りかけるは織姫と彦星よりも側に居ぬ子へ
7/8水
原稿に取り掛かるまで三時間 あっちの記事見こっちの本読み
7/9木
打ち合わせ乗り切って後眠気する 待てよ原稿終わらせてから
→打ち合わせ乗り切った後眠気する 待って! 原稿終わらせるまで
(「塔」短歌会7/20締切投稿分)
7/10金
夏の日の婚礼の日の劇を見る 見ている我は劇の中なり
7/11土
じゃがいもを茹でてつぶしてマヨ混ぜて大きめベーコン混ぜて喰らおう
7/12日
マヨネーズたっぷりかけてポテサラに練乳潜め罪悪感マシ
子はすでに放課後の悩み持っていて話流したことを反省
真夏日に汗をかきかき公園で「水風呂がいい」「風流だなぁ」
7/13月
「幸せだ」あるものだけを数えれば今よりずっときっと幸せ
7/14火
会報誌届くのを待つ火曜日に窓辺の葉っぱの水を入替え
(「塔」短歌会7/20締切投稿分)
7/15水
もう少しこの場に居たいと思ってた 斬られる前に自ら逃げる

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。