見出し画像

「アメトーーク!」のグルメ漫画サミットにあの作品がなかった!

この放送をすごく楽しみにしていた。

グルメ漫画というジャンルが格別に好きなわけではない。
それでも、平成以降、その時代時代に、必ずあるジャンルだからいくつかの作品は目にしてるし、最近、自炊するようになって、このジャンルに興味が湧いている。

グルメ漫画と聞けば、
『美味しんぼ』『クッキングパパ』『ミスター味っ子』『将太の寿司』
あたりが浮かんだし、

最近では実写化された
『きのう何食べた?』『孤独のグルメ』『深夜食堂』
あたりも浮かぶ。

あと、読んだことはないし、架空の食材ではあるが、
『ダンジョン飯』
も、食を楽しむ作品として気になっている。

で、皆さんが紹介された漫画の一覧を見てみると…


えー、『そばもん』がない!?

『そばもん』を挙げてる人が一人もいない…

グルメ漫画サミットの中で、『そばもん』が語られるシーンを楽しみにしていたのに…。

『そばもん』は、蕎麦が好きで、蕎麦のことを知りたいと思う人には、ぜひ読んでほしい漫画だ。奥が深い蕎麦だけれど、普段、家で食べる蕎麦も好きだし、駅そばもいい。休日の昼、蕎麦屋で飲みながら過ごすものいい。どんな蕎麦好きでも、蕎麦を食べている時、一つ二つはうんちくが欲しくなるだろう。

最初のほうは、「藪」や「砂場」の違い、つゆ(そば汁)のこと、蕎麦湯、薬味、変わりそば、乾麺の美味しい茹で方、立ち食い蕎麦といったテーマから始まり、江戸そばの括りを外れて、地方のそば、最後は、蕎麦の起源にまで至る。最初、有楽町 更科の四代目店主だった藤村和夫さんが監修をされていたし、古典や過去の書籍なんかの引用も多く、信ぴょう性が高い。ただの学習漫画かといえばそうでもなくて、登場人物のエピソード、歴史の場面を作家なりにかみ砕いた解釈とともに読ませてくれる。

泣ける話が多い。
私は、特に、3巻の新宿歌舞伎町の蕎麦屋さんの話が好きだ。

7巻途中で、監修の藤村さんがお亡くなりになられて、監修が変わったこと、基本的なテーマを扱い尽くしたこともあってか、後半は取材をもとにした難しい話が多く、気軽に読める話ばかりではないが、もちろん、話の中には、美味しい蕎麦、蕎麦に合う食材についても知ることができる。

「アメトーーク」では、やっぱりグルメ漫画と言いつつも、中の人間ドラマに惹かれてる人が多かった。そうだろう。食事は、人の生活と切り離せないものだから。『そばもん』にもそんなドラマがあります。

ぜひ、次回の、グルメ漫画サミットでは、『そばもん』取り上げてくれる人がいるといいなー。次回までに、自分が売れる芸人になって、番組に出演することは叶いそうにないので、どなたか取り上げていただけると嬉しい。

あと、グルメ漫画という括りでいいか悩むが
『夏子の酒』
なんかも入っていていいと思うな、俺


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。