MUPライブ~経済と経営の相関性について~

こんにちは! 野原です。

今回は経済と経営について纏めたいと思います。

経済と経営は繋がっています。

まずは、経済を把握し、そこから経営に繋げていきましょう。

★経済を支える日とは

・クリスマス

・バレンタインデー

など

このようなイベントや祝日は購入や消費が進み経済効果があります。

また、プレミアムフライデーも経済効果を狙うために作られています。

★日本の景気は良くない

中国、アメリカ、ヨーロッパのGDPが上がっているのに対し、日本はバブル崩壊後デフレ状態が続きGDPは下がっています。

1995年から20年間GDPは成長率は主要国最下位です。


★インフレについて

スライド1

欲しい人が多いので物がよく売れます=経済が成長します。

★デフレ

スライド2

インフレとは反対で欲しい人が少ないので物が売れません。

価格を下げたりするため収益が低下します。


スライド3

インフレになると物価高くなりお金の価値は下がります
→10円のうまい棒が15円になる。

デフレになると物価が下がりお金の価値は上がります
→10円のうまい棒が5円になります。

●デフレスパイラル

スライド4

図のように全てがマイナスになります。

デフレスパイラルのように経済が下がってくると日本は金融政策でETFを購入します。

ETFとは・・・上場投資信託のことです。

国がETFを購入すると生産から収益までプラスになりインフレを取り戻すことが出来ます。

スライド5

●国がETFを購入し続ける理由

国民に対し直接お金を配っても(ヘリコプターマネー)消費が上がらなかった=経済が活発になりませんでした。

景気は人の気というように、お金があっても不安があると貯金に回します。

ちなみに、日本のタンス預金は30兆~80兆と言われています。

★デフレになる理由

今まで500円で売っていたビールが、買う人がいないので300円に値下げしました。
買い手側からすると、安くなるのでラッキー!と思うかもしれないが、これが大問題です。

世の中のお金の93%は投資(デジタル)によるものです。残りがスーパーなど買い物として使うお金(現金)です。

この93%は大きい買い物をする時に使われるお金です。

そして、大きい買い物をするときはお金を借ります。

今までは借金をした利息でうまい棒が1本しか買えなかったものが、利息で2本買えるとなると高いなと感じてきます。

すると大きな買い物が減り、ローンを組まなくなります。
借し手が多くなり金利が下がります=デフレになります

●ここまでのポイント

①政府はなぜETF購入をするのか?
→株価を上げるため

②ヘリコプターマネーの目的は?
→経済活動を活発にさせるため

③デフレになるとお金の価値は?
→お金の価値は上がる

④デフレになると銀行からお金を?
→お金を借りない


★GOODインフレとBADインフレ 

●GOODインフレとは、

お金の価値が下がり、消費が増え、経済が回っていくことです。

●BADインフレとは、

・投資・需要以外で物価が上がること
→石油、流通、食用品など
収入が上がってないのに物価で上がっているので消費できない状態です。

但し海外、国内で状況が変わります。
物価が上がっても国内で補える物はデフレに直行しません
国内の消費が上がるため良いインフレです。

一方で石油など国内で補えないためデフレに直行します

・過剰な需要が発生すること

例えば、100万の家を複数人欲しがることで価格が吊り上がったりすること。

GOODインフレとBADインフレのまとめ

①Goodインフレは給料が上がり物価も上がる
②Badインフレは給料が上がらずに物価は上がる
過度なインフレはすぐにデフレになる
④国内で賄えるBadインフレ良いインフレ


★投資について

基本的に長期保有を前提に考えて行いましょう。

景気が良いときは投資をせず、景気が悪いときに投資をしましょう。

例)アメリカでの事例

・ITバブル崩壊
・同時多発テロ

FRBの低金利政策=景気活性化し不動産業が急速なインフレになりました。

そうすると普段は借りれない人たちもお金を借りれるようになります。

●サブプライムローン

貸してはいけない人に貸すお金の金利は高い(アコムなど)

銀行は高金利で貸し、借りた人はそれで家を買う

仮につぶれても不動産が担保となるのでリスクが少ない
=銀行側は高金利、低リスクとなります。

●不動産市場の過剰なインフレ

サブプライムローンにより銀行へ高い金利を払います。

銀行は債権を発行しFUNDに売ります。

FUNDが株式や債権をパック化し売ります。

投資家は気づかず投資商材(パック)をたくさん買います。

たくさん買うと銀行はたくさんお金を貸し、たくさん住宅を買います。

貸りてはいけない人たちが「これはおかしくないか?」と気づき始める。

誰も買わなくなる

不動産市場の過剰インフレ

住宅価格急激に下がり世界的株安になります。また、パック化されていたので株式も同時に下がります。


★マイルストーンの把握

ゴールから逆算して経営を考えましょう。
また、時代を考えましょう。

日本の場合は少子高齢化がポイントになります。

●経済低下が起こっている状態での消費者心理

・ギャンブル消費をしない=サブスク
・購入前の「確信の獲得」
・安売り市場からの抜け出し施策

経済状況の把握をすることで消費者心理や未来を把握しましょう。

そこから事業計画や事業の方向性を決めましょう。


★まとめ

経済と経営を一緒に学ばないと事業はうまくいきません。

これからの時代に合わせた事業を行っていきましょう。

今回はここまでになります。

ご覧いただきありがとうございました。



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