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こだわりは忘れた頃に

スタートは思いきりこだわればいい。でも、こだわりを意識しているうちは未熟で、まだ道半ばです。こだわりが、当たり前になり過ぎて、何がこだわりだかわからなくなったら本物。そうなれば、誰かが教えてくれます。

一番の悪手は、未熟なこだわりを売りにすることです。
いわゆる底の浅いマーケティング。
店主が、扱う商品への愛や熱い思いを持っている店は心地良く、面倒でもそこで買いたいとも思いますが、何かを境にして、それが鬱陶しく嫌になることがあります。それは大抵、意識してそれを売りにしようとしてるのが見えてしまった時でしょう。

ボクが以前「こだわりという言葉はあまり使わない方がいいし、どうしても言いたいときは遠慮がちに小さな声で」と言ったのはそういうことです。


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