話題の「D2C」本を読んでみた。大事なポイントをまとめてみた。

巷で話題の「D2C」が気になっていて、よくわからなかったのでNewsPicsパブリッシングから出版されている「D2C」を読んでみた。そもそもD2Cとは？というレベルだったの、基本的な部分をまとめてみた。

■D2Cとは
■どんなビジネス？
■D2Cの特徴
■D2Cブランドに必要な世界観とは
■顧客との関係
■新しいカスタマージャーニー
■4Pから4Eへ

D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)

■D2Cとは
本書ではただのメーカーではないとと言っている。D2Cブランドはプロダクトだけではなく、ライフスタイルを提供する。ものづくり企業であると同時にメディア企業でもあり、そして、テック企業でもあると言っている。

メディア企業ではあるとは↓

・編集方針（届けたいライフスタイル・世界観）を明確にする
・世界観を様々なチャネルで伝える
・個々のコンテンツではなく、雑誌そのものへのファンを作る

テック企業でもあるとは↓

・データを重視する
・プロダクトを何度もアップデートする
・顧客とIDでつながる
・売上に加えLTVを重視する
・カスタマージャーニーを重視する
・UI/UXへ投資する
・指数関数的な成長を重視する

D2Cの辞書的な定義は以下↓

"新しい消費の価値観を持つミレニアル世代以下のターゲットに対し、ユニークな世界観を下敷きにしたプロダクトとカスタマーエクスペリエンス、SNSや店舗を通じた顧客とのダイレクトな対話、垂直統合したサプライチェーンを武器に、VCから資金調達を行い、短時間に急成長を目指すデジタル&データドリブンなライフスタイルブランド"

顧客と直接繋がり、自社のブランドを直接伝える、一緒に作っていく感覚でビジネスがスタートしている。

■どんなビジネス？D2Cがどんな考え方のビジネスなのかまとめた図がわかりやすかったので以下に引用↓

出典：D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)

■D2Cの特徴