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【日刊のぐりゅうAIニュース vol.3】茨城に「AIが自動運転を学ぶ学校」誕生! / メルセデスベンツとエヌビディア、新しいAIコンピューターアーキテクチャを共同開発

「すべてのマーケターにAIを!」がモットーの のぐりゅう(野口竜司)です。さて、本日3回目となる「日刊のぐりゅう AI NEWS」ではAI、自動運転に関わるニュースを取り上げます!

※業界の大先輩にアドバイスをいただき、タイトル名を変更しました!

1月13日(日)の日刊のぐりゅうAI NEWSで取り上げるのは、次のニュースです。

1.茨城に「AIが自動運転を学ぶ学校」誕生!自動車学校跡地を活用 センスタイム日本法人
2.メルセデスベンツとエヌビディア、新しいAIコンピューターアーキテクチャを共同開発へ…CES 2019

茨城に「AIが自動運転を学ぶ学校」誕生!自動車学校跡地を活用 センスタイム日本法人

自撮りアプリ「SNOW」のAI(人工知能)顔認識技術などを手掛けるセンスタイム(本社:香港)の日本法人は2019年1月10日、茨城県常総市で自動車学校の跡地を活用したテストコース「AI・自動運転パーク」を開設したと発表した。

まずSNOWの会社 センスタイムが日本法人を持っていたことに驚きましたが、そんなセンスタイム日本法人が開いたのが「AI・自動運転パーク」。言われてみれば確かになんですが、自動運転車の学習モデルは人間の自動車教習と一緒で机上の学習と実地の学習の二つが必要なんですよね。旧自動車学校の跡地は、そのまま自動運転の実地訓練場としてそのまま活用できるのも納得です。

センスタイムは2014年に設立し、ディープラーニング(深層学習)やコンピュータービジョンの分野で世界的に評価が高い企業の一つ。日本法人は2016年に設立され、日本の主力産業である自動車や製造業、インフラなどの分野向けの技術提供を行ってきた。今後、今回新たに開設したテストコースも利用し、車載事業に注力した開発を推進するとしている。

馬車から自動車、自動車から自動運転車に変わる社会インパクトはやはり多くて色んな業態の会社が乗り出すのも納得ですね。自動運転技術が一巡したら、自動運転”車内”でどう人が快適に楽しく過ごせるかの技術が競われることになると思います。(その時はSNOWの技術がそのまま使えそうですねw)

メルセデスベンツとエヌビディア、新しいAIコンピューターアーキテクチャを共同開発へ…CES 2019

さすがのCESです。今年もホットな話題が絶えません。AI専用のチップで有名なエヌビディアとメルセデベンツの共同開発ニュースです。

今回両社は、メルセデスベンツ車向けの新しいAIコンピューターアーキテクチャを共同開発することで合意した。エヌビディアによると、現在の自動車に内蔵されている数十の小型プロセッサを置き換える自動運転能力とスマートコックピット機能を備えた単一のシステムになるという。

発表によるとメルセデスベンツ車内における自動運転のためのプロセッサさと、車内におけるコックピット制御のための機器を統合するもの?のようです。特に車内搭載のプロセッサ能力はリアルタイムでのAI制御をコンマゼロの世界で行うべきものになるでしょうから、自動運転車のコアといっていい部分になるでしょう。

エヌビディアは、次世代の自動車アーキテクチャはより高機能で、より費用効率の高いものとなる。演算性能を自動車内で集約および統合することにより、自動走行のものであれ、AIを活用したユーザー エクスペリエンスにかかわるものであれ、先進のソフトウェア機能を、必要に応じて簡単に統合およびアップデートできるようになる、としている。

また、顧客のドライブ体験を大きく変える車内エクスペリエンスの設計も気になります。毎日の運転コースや乗車してるひとの表情、体温、特徴をえらわすそぶりなどでパーソナライズされた顧客体験(CX)の提供がどのような未来をみせてくれるのか、これからが楽しみです。

AI活用のエバンジェリスト 野口竜司(のぐりゅう)

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