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【日刊のぐりゅうAIニュース vol.8】AIは弁護士見習いの仕事を奪う!? / 卒業アルバム編集をAI顔認識で一瞬解決

「AIをすべてのマーケターの側に!(キーフレーズ変更お試し中)」。AIニュースをみなさんにお届けする のぐりゅう(野口竜司)です。さて、本日は「タスクのAI化」にまつわるトピックです。

1月18日(金)のニュースは次の2つ。

1. <海外ニュース> Artificial intelligence putting junior lawyers’ jobs at risk (AIは弁護士見習いの仕事を奪う!?)
2.  【学校の業務縮減】卒業アルバム編集をAI顔認識で一瞬解決

<海外ニュース>Artificial intelligence putting junior lawyers’ jobs at risk (AIは弁護士見習いの仕事を奪う!?)


サイトCIO.com.auによると、オーストラリアのSmarter Drafter社が弁護士による法務書類の作成をAIによって代行する仕組みを開発。Alexaを通じて数分のインタビューを行い、ドキュメントを自動作成しメールで送るとのこと。

“We mapped the decision making process of expert lawyers in excruciating detail to create a tool that would perform at the level of a human lawyer. Lawyers already delegate legal drafting to other experts – now they can give those same instructions to software and have the job done in moments without any human errors. 

同社によると「とても厳密な弁護士の意思決定プロセスをマッピングし、人間の弁護士のレベルまでパフォームしそうだ。」「すでに弁護士は他の専門家に法務書類のドラフトを委託している。これから彼らは、同じような委託の説明をソフトウエアに対してできるし、人間が起こすエラーもなくなる。」とのことです。

Smarter Drafter is already used in more than 150 law firms across Australia but is currently only accessible to lawyers.

また、この仕組みはオーストラリア内ですでに150以上の事務所で使われているとのこと。(弁護士のみへの提供)

業務タスクのAI化は各方面で加速しており、もう止まることはないでしょう。特に正確性、大量マニュアルや大量文章を通じた書面処理は、AIの方が優れた業務をできることは簡単に想像できます。

この記事からの気づきは、人が人に教えられるものは、人からAIにも教えられるということですね。言語化・体系化できるものはAIが学習できます。

【学校の業務縮減】卒業アルバム編集をAI顔認識で一瞬解決


業務タクスのAI化の日本の事例です。顔認識技術はすでに高い精度を保ち、ユースケースとしても広く認識されつつあります。そのような状況下で、これはうまい!と思ったAI活用事例。

人間が沢山の時間を使って行う業務タスクをAIに渡していく一例として、この写真の仕分けは秀逸なビジネスアイデアです。

SEN CORPOLATIONが運営する「はいチーズ!アルバム」では「AI顔検索」を導入し、従来行われていた教師がページのすべての写真の中から子ども達の顔を名簿をもとに数え、交換するなどといった作業を大幅に削減できるといいます。

ビジネスアイデア次第でAIはイキイキしてきますね。


タイトル画像はTeacheersサイト「【学校の業務縮減】卒業アルバム編集をAI顔認識で一瞬解決から引用


AI活用のエバンジェリスト 野口竜司(のぐりゅう)

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