見出し画像

今日はオススメ教材を一つ

今日は少し話を進めて、調性も楽譜の知識もコードも少しわかる、でもいかにもジャズらしいフレーズを弾けるようになりたいという方にオススメ教材を一つご紹介したいと思います。
チャリーパーカーオムニブックです。(海外の楽譜ですのでお値段の変動はご了承ください)

チャーリーパーカーはジャズの歴史の中でそれまで主流だったビッグバンド形式のスイングジャズから更に即興性を重視したビバップと言われるジャズ形式を確立した天才アルトサックス奏者です。
この教材は曲のテーマのメロディからアドリブフレーズをコードネームと共に完全譜面化してくれています。

生きたフレーズは耳でコピーするのが一番ですが、最初は何からコピーしていいか分からない、理論を勉強したけど実践に生かせない、そういう方にオススメです。管楽器用のB♭やE♭キー用のものも市販されています。

単音でコード感を出すフレーズやジャズフレーズ特有のクロマティック(半音階)フレーズ、その他にも理論だけでは浮かばない生きたジャズフレーズが学べます。管楽器奏者であるチャーリーパーカーのアドリブフレーズはピアノやギターなど、管楽器以外の楽器をされる方にもとても参考になるフレーズの宝庫です。オススメというより必須といってもいいくらい良い教材だと思います。

出来ればまずは元の音源を聴きながら譜面を追っていく事をオススメします。(元音源はApple MusicやSpotifyなどのサブスクリプション音源から曲名とチャーリーパーカーと検索すれば出てきます)
あとはフレーズ自体が速ぎるものもありますのでMuseScoreなど音を打ち込んで実際に音を鳴らせるコンピューターソフトでテンポを落として聴いてみて、弾いてみるのも良いと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?