主体的な学びを実現する1つの側面として、学習者起点の学びを促進する必要がある。問題演習の授業で学習起点の授業実践を試みる。
1.よくある流れ
・教師が、事例問題を解く。
・生徒は、類似問題を問題集で解く。
・教師が、つまづいている生徒を個別に支援する。
2.学習者起点の流れ
【生徒の心情・行動】
・教師が、問題を生徒に配付する。教科書、ノートを見てもよい。
・生徒が、1人で解く。【分からない点に気づく】
・生徒が、班で解く。【分からない点を班員に聞く】
・生徒が、班ごとに解き方を学級全体に説明する。【異なる視点に気づく】
・教師が、解答を生徒に配付する。
※問題の配付はタブレットを利用
3.課題
・1人で取り組めない生徒 → 調べようとする意欲がわかない
・わからない点を聞けない生徒 → 対話が苦手
※ 参考資料