決済案件素人が決済代行会社一本化を担当した話
こんにちは。「移動で人を幸せに。」をミッションに、日本のモビリティ産業をアップデートする様々なITサービスの提供するMobility Technologies(以下、MoT)で働くNOGUCHOMです。
2022年1月11日より、MoTに所属するプロダクトマネージャーが1~2記事ずつ記載するブログリレーを実施しており、私の今回のテーマは「素人が決済案件した話」です。
どの程度の決済素人か?
私は長く同じ業界にいますのでそこそこの年齢ですが、決済案件はほぼ素人です。略歴としては
1社目:携帯電話向け公式サイトを運営する会社でキャリア決済を扱う
2社目:WEBメディアやスマートフォン向け課金サービスを運営する会社で、キャリア決済を扱う
3社目:ソーシャルゲーム会社でゲーム内通貨を扱う
4社目:総合エンターテインメント会社で働くが、パートナー企業との役割分担において決済まわりはノータッチ
といった流れで、業界にいながらクレジットカード案件を絶妙に回避していた状態です。
案件アサインとは「縁」である
私がMoTに入社したのは2020年10月です。GOが誕生したのが2020年9月ですのでその1ヶ月後です。
GOユーザーアプリはこれまでJapanTaxiアプリとMOVアプリの2つ存在していたものがひとつになったという経緯があり、入社当時はその裏でたくさんのシステムが旧JapanTaxiシステムと旧MOVシステムの両方に乗って並行して動いている状況でした。その中のひとつとして、クレジットカード決済における代行会社の二本状態というものがありました。
入社直後の私は「MoTは入社直後から責任のある案件を任せてもらえるなぁ」と思いながら案件進行にはげんでいましたが、ある日「決済代行会社の一本化の案件のアサインが決まってないからいかが?」というラフなお誘いをgotaさんからいただき二つ返事でOKしました。この案件は大規模のためPdMの中でも役割分担をしており、アプリ側はわたくしが、決済基盤・請求基盤の担当PdMはharu56さんでした!
決済代行会社の一本化とは?
ものすごく簡単に図にすると以下のような内容です。
簡単すぎる図にしてしまいましたが、大規模な作り替えが行われ語り尽くせないほどの思い出が存在する案件となり、特に以下が案件からの学びでした。
支払いに失敗した時
クレジットカードにはつきものの失敗。
私自身、小心者なのでクレジットカードの利用限度額を低めに設定しています。そうなるとちょっと奮発して大きな買い物をしようとした時に「お客様、クレジットカードがご利用できないようです」と言われますよね。
わりと起こりうるこうしたケースに備えてきちんと再決済ができるフローを作る必要があります。特にタクシーの場合は降車時に決済する形なので、そのタイミングで「利用できない」が返ってきてしまってもユーザーと乗務員両方困らないように処理が行われ、後からユーザーがお金を払えるようにしたいですよね。
このようなイレギュラーケースの想定が決済案件においてはミソとなる、ということがこの案件から得たことでした。
案件に親しむためにやったこと
お金まわりの進化が凄まじいこのご時世、PdMを続けていくにはお金の知識は必須でしょうということでいくつか本を購入したものの読んでいなかったものがあったので、案件の担当を機にそれらを再度読みこんだり映画を観てfmfmしました。
読んだ書籍
※これを書きながら、最新の本も読まないとなぁと思いました。
観た映画
『マージン・コール』では、ポール・ベタニー演じる金融マンのセリフ(年収の利用内訳、税金支払いを含む)が妙に印象に残っています。
また、『リーマン・ブラザーズ 最後の4日間』の主役は、映画『ベイブ』でベイブの主人を演じた俳優さんです。こどもの頃にこの映画を観てブタを飼いたくて親にお願いしまくったことを思い出します。
カジュアル面談のお誘い
最後の方はあまり案件には関係ないですが・・、ここまで読んでいただきありがとうございました!MoTではこのように未経験の分野にも挑戦できる環境が整っています。絶賛一緒に働く仲間を募集中ですのでもしご興味ありましたらお声掛けください。
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