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【積読日記8】寝入りに日記を読む/よう知らんけど日記・よりぬきのん記・にょっ記・八本脚の蝶

引っ越してから始めたことに、メモ帳に日記を付ける、というのをやっている。手書きの、汚い字の、脈絡のない、人に見せない日記。一方で世の中には人に見せる日記というのもあって、これもまぁその一つではあるけれど、日記を書いた後に日記を読んで寝る、というのをしている。

柴崎友香さんの小説で発される関西弁が好きで、一頃はえらいはまっていた。タイトルがいいよね、タイトルが。同僚に関西人の「よう知らんけど」が嫌い!という人がいて、その理由を聞くと、かつてその人にあった出来事がきっかけで、詳細聞くと、信用がならないというか、どっちなんだよ!って言いたくなるシチュエーションで、うん、まぁ確かになーと言いいそうだったけど、相手にも色々あったんじゃない、よう知らんけど。って思わず言ってしまった。でもまぁこの言葉には気遣いっていうか、優しさっていうか、そういう要素もあるんやと思ってます。よう知らんけど。出たのは2013年。真っ赤なスリーブに入ってて、かっこいいです。

柴崎さんの本を買ったのは赤坂の双子のライオン堂さんで、元々機会があったら覗いてみたいなぁと思っていた本屋さんで、機会があったので覗いてみたんですね。こっちの本もTwitterで見かけてて、ちょうどええわ、面白そうやん、と。この矢野さん夫婦の何気ない会話というか、日常のシーンというのは、ものすごくプライベートなものやと思うのですが、ドラマ「最高の離婚」のスペシャルで、瑛太が「そうして続いてきたものをさ、昨日今日来た人がさ、わかってるみたいなこと言うとかおかしいんですよ、わかる訳ないんですよ!」って言うシーンがあるんですが、こういうものもあるよなーとか思ったりしました。

一緒に購入した2冊。どちらもTwitterで見かけて、のはず。穂村弘さんが帯を書いてる本と、穂村さんの本を一緒に買って(あとプロ野球選手名鑑も買った)、めっちゃファンみたいやな、と思いながら。





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