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【積読日記5】ローマ亡き後の地中海世界/ブルボン朝/ハプスブルク帝国/「棲み分け」の世界史

母が積読にしていたロードス島攻防記を手に取ったのが塩野七生さんへの入り口でした。たぶん小学校6年生とか、中学入ったとことかそれぐらい。そうしたうちに川原泉の漫画でチェーザレ・ボルジアの話があって、塩野七生のチェーザレの本を読んだり、「海の都の物語」、「十字軍物語」、最近文庫になった「皇帝フリードリッヒ二世の生涯」をはじめ一通り読んでいます。その流れで「あぁ、続きが出た」と思って買ったあと、読めずに置きっぱなしになってしまっているのがこちら。1,2巻も読んだはずだけどもはや内容が思い出せない。なんせ5年以上前なので。

そしてイタリアや地中海世界に塩野七生がいるように、フランスには佐藤賢一がいますよね。佐藤賢一はフィクションも書くけど。カペー朝、ヴァロワ朝に続く3つ目、ついにブルボン朝で厚みがすごい。450ページ。

その流れでもう1冊積んでるのが岩﨑周一さんの本。近世ハプスブルク史がご専門で、塩野七生や佐藤賢一とは違って大学にいらっしゃる研究者。そして若い。ハプスブルク家まで来ると本当に近代まで来るし、ウィーンにもまた行きたい……。

で、そんなヨーロッパ史の背景という点できっと興味を持ったのだと思うのが『「棲み分け」の世界史』。誰かのブログを読んだんだったかな……。欧米はなぜ覇権を握ったのか、がサブタイトルで、「銃・病原菌・鉄」ではなく、「棲み分け」がキーワード。

以上、今日はヨーロッパ史的なくくりで積みっぱなしの5冊でした。

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