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国道十四号膝栗毛 あとがき

車でなら何度も通った事のあるこの国道14号を歩いて踏破してみよう…というたんなる思いつきから始まったこの旅をなんとか終えることができた。

最初は一日でどれだけ歩けるのかわからなかったし、予定していた時間の目測を誤り行程がギリギリだったり、日没問題だったり、Y氏が2連続で寝坊したりとちょっとしたトラブルはあったものの、特段大きなトラブルもなく終われたのは良かった。
実際行ってみて感じたことは、道を歩くだけで楽しかったこと。
初編でも言及しているけど、14号は道の高低差もなく景色も殺風景な道。それでもそれなりに見所があり、こればっかりは行ってみないとわからないもんだなと思った。
今まで車で14号通ってもとくになにも感じなかったわけだけど、稲毛や幕張あたりを歩いて来れたときにはちょっと感動したし、東京の道を歩くのも新鮮だったし、市川橋を渡るのも感動したし…と枚挙に暇がないくらい。歩いてその地域を周ると普段の旅よりもちょっとだけ深く知ることができたんじゃないかなって気がするしね。
あとは旅の行程を事前に下調べするんだけど、それを重ねていくうちに段々(無駄)知識が増えていくのも楽しかったね。

でもゴールしたあとは達成感というよりも、次どこ行こうかなっていう思いが強かったし、実際次の東西線は東京の都心を歩くので、スポット多すぎてルート探るのがかなり大変で資料取り寄せまくり…って気持ちはもう次の旅の話になっているのです。

しかし、改善するかもとちょっと期待していた方向音痴はちっとも治らなかったね…。

全行程約75.6kmでした。

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