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高島でお試し暮らし 〜行ってみて割とすぐわかったこと〜

こんにちは。のぐもんです。
前回は実際にお試し暮らしをはじめるにあたっての具体的なやったことを書きました。
今回は実際行ってみてわかったことをお伝えしたいと思います。

住んだ場所は別荘地

お試し暮らしで優先したのはなるべく新しい物件で住むこと。
我が家の子どもたちはみんな共通して怖がり。
自宅の家は廊下はないようなマンションですが、日中でも未就学の段階では怖くて誰かについてきてもらうような感じ。
なので風呂が怖くて入れない、トイレが怖くて入れないとなると仕事にも支障があるため、なにより新しくて子どもたちが自分で行動しやすいことが優先順位としては一番上でした。

結果、決まったのは別荘地の一角にある家で周りは住んでない家も結構あって、子どもがドタバタしてても気にならないくらいの静かで快適な場所でした。

仮住まいの2階から見た風景

お試しだし、住む場所が決まっただけでも素晴らしい機会と思ったためエリアの特徴みたいなことは特に気にせずにいきました。

移住者イベントに参加

住み始めて5日目に高島の友人に誘われてイベントに参加しました。その時に別荘地の特色についても少し理解できました。
参加したイベント↓

そこで、高島に移住した5名の方(1名は友人^ ^)にお会いして色々お話しを伺うことに。

話しの要約

  1. 市内でもエリアによって個性が違う

  2. 移住者のつながりはあるけどバックボーンは結構知らない(仲間感はあるけど浅い付き合い?)

  3. 割とみんな兼業

  4. 子どもの習い事や病院は選択肢は少ない(ご縁で紹介してもらうと断りづらい)

  5. 全体的なコストが下がる(被服費、食費、住居費)
    →被服費については「ついで買い」がなくなった。駅の雑貨屋とかコンビニ。

1.エリア特性について

高島と一言で言ってもいろんなエリアがあります。
友人がシェアキッチンをやってる場所は街道沿いで地域活性についても積極的。趣のあるカフェや酒蔵などが並びます。
で、私が住むのは別荘地で琵琶湖までも歩いて行ける距離。普段人がいない家も結構あります。
実際別荘地に住んでいて、コミュニティがあっさりしていると話している移住者の方がいました。
普段いなかったりするので自治会の加入率も低いのかなぁ…

あとは、地域の特性として湧水がそこかしこでわいてるのですが、その水場は私有地から出ていてそれを集めたものを生活用水として利用するのに自治会加入が必要とのことでした。それと共に利用料の支払いと維持管理のための活動への協力をするそうです。
しかも地域によって利用料もまちまち。実際地域に入らないとわからないこともありそうだなぁと感じました。

ひらいている場所の湧水は自由に汲める

2.移住者同士のつながりについて

役所が移住について積極的なのは来る前から友人からのインプットもあり、強く感じていました。
担当の方も移住者との対話の場をセットしてくれようとしたり、熱心に私たちの移住に関わろうとしてくれました。
そんなこともあり、外から見てても移住者同士のつながりは割と活発な印象。移住者という枠だけで仲間感があるようなことをイベントではみなさん合意な感じでお話ししていました。

ただ、普段込み入った話しはしないようで、改めてお互いのやってることなどを今回のイベントで紹介し合っていたように感じました。
聞いてるとそれぞれの家庭の事情は様々。単身、DINKS、子どもがいる家庭、それぞれを理解し合うには接点が少なくて、移住という枠での接点でしかないのかも、とそこは少し気になりました。
別のコミュニティも持ってないと孤独になる人もいるだろうなぁとふと感じました。

イベントの様子

3.仕事について

みなさん、ゼロからスタートという方が多く、最初はバイトからだったり、起業して高島に移っている方ばかりでした。

仕事としてはこんな感じ↓

・ジビエレザーのクラフト作家と畑の収穫バイト(春〜秋)と喫茶店スタッフ
・シェアキッチン運営とまちづくり協議会の事務局
・カメラマン(ドローン)とツアーガイド
・福井でゲストハウス運営と高島で2拠点暮らし
・旅するローカルフード料理人

一言で何屋というのが難しい人ばかり。
楽しみながらも試行錯誤しながら進んでる様子が伺えました。
思考体力がないとなかなかに辛い日々かもしれないなぁ… ジビエレザーの方は最初WEBデザインを学んで某○サーズなどで受託業務をしていたそうですが、元々実家が山奥で狩猟も行う親だったようで、遺棄される動物の皮をなんとかしたいという思いが募り、ジビエレザークラフトを始めたということでした。

こちらに住むには仕事のことはどんな人でも優先して考えると思いましたが、まずはここに住む!と決めてそこから動いたという話しを複数の方がしていて印象的でした。
メンタルをどう保つかも重要なポイントだなぁ。

だいぶ長くなってしまったので残りの4と5については次の記事で書くことにします。

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