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乃木坂46の怖い個人PV3選

初めまして。乃木坂46というグループにハマった一人のオタクです。

今日は乃木坂46の特徴的な活動の一つである個人PVについて、表題のような記事を書きたいと思います。

そもそも個人PVとは? 

 乃木坂46の各メンバーがそれぞれ映像クリエイターの監督とタッグを組んで作成する約5分の短編映像作品のことです。この活動は初期から続いており、最近ではまばらになりながらも乃木坂46メンバーの演技力の高さであったり、約5分という制約の中で如何にアイドルを使って作りたい映像作品を作るか?というクリエイターの腕の光る作品となっています。

 その個人PVは非常に多くの種類があります。まりっか17やまりかっとに代表されるような音楽とダンスを組み合わせたMV的な作品から、コミカルな作品、ロマンス溢れる作品、シュールな作品、そして不気味な作品があります。アイドルですからやはり可愛い個人PVだらけかと思いきや、あっと驚くような映像作品があるのも個人PVの魅力ですね。

 中でも稀に、非常に恐ろしい展開の個人PVもあります。テレビのイメージと全く違う、華やかなアイドルと180度違う作品もまた大変魅力です。なので今回この記事を書こうと思いました。

※本編の怖いシーンの画像を突然出すびっくり要素はありませんのでご安心ください。


1.大園桃子『ももことまめぞうと』

27thシングル『ごめんねFingers crossed』の個人PV

 素朴な日本風美少女のイメージのある大園桃子の個人PV。タイトルにあるまめぞうとは飼い猫の名前。タイトルからはペットのまめぞうと桃子のほのぼのとしたストーリーの用に見えます。アイドルでありながら芸能人らしさが(いい意味で)あまりない彼女の良さがたっぷりな作品……では終わりません。

 桃子は会社の同僚である『わたるさん』が好きだという話をまめぞうにします。インターネットで男性の好みについて調べたり、これまた可愛らしい一面もあったりします。寝坊して会社を休んだりしようとしたり、ちょっとドジな一面も。仕事に使う荷物を家に届けてもらった時はすっぴんであることを恥ずかしがったりする可愛い姿が。とまあここまでは本当に普通の作品です。

 とある家具と自宅に導入するために、件の『わたるさん』へ手伝いをお願いして部屋に招いたときから一変します。一人暮らしの女の子の部屋にはちょっと重くで大きくて複雑な家具?の組み立てを『わたるさん』に依頼します。準備がいいのか、工具がすでに準備されており、優しい彼は一つも文句を言わずに手伝ってあげます。そんな『わたるさん』へ桃子はお茶の差し入れをします。そして……。


 オチが怖いタイプの個人PVです。最初見た時ほのぼの作品だと思ったら騙されました。彼女の持つ素朴な美少女という先入観にまんまと騙された形です。最後の最後までまめぞうの目線でストーリーが展開します。視点じゃないです。目線です。目線の高さです。それが怖いです。

2.井上小百合『Weekend』

22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』の個人PV

 毒舌天使こと井上小百合の個人PVです。現在は卒業済みですが数多くの舞台に出演した乃木坂46屈指の女優メンバーです。卒業後はさらなる演技の道へと乃木坂46LLCから正式に卒業して行きました。

 そんな彼女の個人PVの作品がこれです。タイトルにもあるようにとある週末のお話です。なんでも『こーすけ』という彼氏のお家に遊びに来たのだとか。恋愛禁止の乃木坂46において彼氏の存在が出てくるのは個人PVならではですね。

 このPVは、自撮りをしながら彼氏の部屋にコロコロを掛けて掃除をしてあげたり、彼氏の家の前で自撮りしてコルクボードに貼り付けてみたり、彼の好きなオムライスを作ってあげたり、付き合い始めで浮かれているような、さゆにゃんのニックネームに相応しい可愛らしい彼女を演じています。

 一つ気になる点と言えば、終始自撮りであることです。彼氏の家に訪れたのであれば、彼氏に撮ってもらうのが自然では?と思ってしまいます。あるいは彼氏の家に遊びに行ってサプライズを演出したいのかな?と考えればまあ分からなくもないのですが。

 しかし一発で謎が解けます。井上小百合がゴミ箱を漁っているシーンで、自分が書いたラブレターが捨てられているのを発見します。一生懸命書いた手紙を捨てるなんて酷い彼氏ですね、と思いたいのですが、もう一枚描いたイラストが発見されると一変します。文字通り鳥肌モノです。

 そしてPM8時頃、部屋の主である『こーすけ』が帰ってきて……。


 今思えば予告編の粗い映像も、暗いところをそこまで性能が高くないカメラで撮影した時の粗さなんですよね。自撮りしては違和感のある場所での撮影をしているのは何故なのか……。こちらの作品は桃子の個人PVと似ているのですが、途中で空気が一変する作品です。夜中に一人で観るとヤバイですね。私は床に布団を敷いて寝るタイプなので安心しました。

 まあ彼女のような美少女が彼女なら文句ないとは思いますが。


3.伊藤純奈『もうひとりいる』

14th『ハルジオンが咲く頃』の個人PV

 気前の良さと懐の深さから2期生のみならず先輩である1期生からも頼られるアニキ(姉御)こと伊藤純奈の個人PVです。彼女も井上小百合と同じく舞台演劇の経験が豊富で、数々の難しい舞台でも持ち前の演技力と2期生屈指の歌唱力で魅せてくれました。既に乃木坂46からの卒業を発表しており、今後の進路がどうなるのか、注目です。

 ところで彼女のこの個人PVなんですが、


怖あああああああい!!!! 説明不要!!!!


 これ説明いりますか? 予告編みて怖いと思った貴方、正解です。決して夜に1人で見ないでください。私は余りにも怖くて夜眠れませんでした。アイドルらしからぬ映像作品があるのが個人PVの魅力だと言いましたが、はっきり言います。

アイドルの映像作品でやっちゃいけないやつ!!!!!

 個人PV特有の尺の短さ故にストーリーが深く語られず、多くの考察を呼ぶことがありますが、この作品は短いがために何故彼女がこのような目にあっているのかすら分かりません。それが余計ホラー要素を強めています。

 よりによって『ハルジオンが咲く頃』というかの聖母深川麻衣の卒業シングルに収録されているのがこの個人PVです。もし見てしまった貴方は『ハルジオンが咲く頃』『強がる蕾』のMVを見るなどして癒やされてください。

※余談:余りにも予告編が怖すぎたために差し替えられたとか。しかしそれが余計に怖いです……



おまけ

番外編:鈴木絢音『飛行機を飼う女』

14thシングル『ハルジオンが咲く頃』の個人PV

 2期生の正統派秋田美人兼変人(2期生談)の鈴木絢音さんの個人PVです。こちらは本題と外れるのですが、飛行機好きという彼女の特性を非常にシュールで一歩間違えればホラーになりかねない、ちょっと不気味な作品へと落とし込んでいるのが好きなので紹介しました。

 これはきっと、『世にも奇妙な物語』方面なんでしょうね……。

しゅー✈



おわりに

 いかがでしたでしょうか? コメントで皆様の好きな個人PVであったり、他にも私がまだ見つけていない怖い個人PVなどありましたら紹介していただけると幸いです。

 今後も暇を見てこのような記事を書いていきたいと思います。読んで頂きありがとうございました。

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