『蒼海』20号掲載7句
休職者の席にみかんと諸々と
列長くレシート長く大晦日
乗初に朝日賜物めいてをり
初詣みくじ見せあふてふ光
立春の朝やバターの指拭ふ
頬張れば大袈裟にはみ出すレタス
角筈に眠るたましひ春霞
南波志稲
作句時季は一昨年の年末~昨年の早春。
蒼海への投句をnoteにUPするたびに1年前を振り返ることになるわけですが、かなり昔のことのように思えます。私事ですが2023年はいろいろなことがありすぎました。
前記事の2023年の振り返りで「東京を離れることになった」と書きましたが、実はこの年始にまた東京に戻ってきました。取り急ぎご報告まで。
*ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。