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志稲
2020年10月16日 19:16
マフラーに残る宴の熱気かな大根の葉踏みて深夜のワンルーム雪催サドル低きが過ぎゆきぬ北風や道の果てなる富士の峰冬の陽に如来像めくぷりんぱふえ貨物列車よぎり春愁断ちにけり 南波志稲 今号も10句提出6句掲載。 離婚して国立の線路端の狭い部屋に住んでいた頃の句。季節は冬から早春の頃です。 部屋を探していた頃、たしかNHK俳句だったか、長嶋有さんが「線