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黒龍会と緑龍会

COBRAの2024年8月4日の記事「Dragon Activation」で紹介された記事「Black Dragon Society」を翻訳しました。

翻訳がお気に召しましたら、記事下部からサポートをお願い致します🙏
”チベットの地下にも前哨基地がありますが、内容は公表できません。
残念なことに、崑崙山脈のすぐ南のチベット高原に主要拠点のあるネガティブなアガルタネットワークもあり、地球上のあちこちに小規模な基地ネットワークをもっています。
このネットワークの中核は、26,000年前に惑星地球にやってきたネガティブなアンドロメダ人で、現在はチベット北部のごく小さな仏教僧院の地下にある巨大な地下基地に存在しています。彼らはさらに、別の宇宙からやってきた極めてネガティブな少数の生命体によって補強されました。
彼らはオカルトに精通しており、地球周囲の非物理面をある程度操作できます。彼らはラーカーと密接に協力しあっています。
彼らは緑のへティアン翡翠で作られた大きなドラゴン像を持っており、それは地球上のすべての翡翠と量子的に絡み合い、これを通じてドラゴンレイラインを操作しています。光の勢力は現在ATVOR技術を使って惑星地球のすべての翡翠の量子もつれを解消しています。その後に、翡翠はライトワーカーによるポジティブなエネルギーワークに利用することが可能となります。
彼らはグリーンドラゴンのネガティブな集団を通じて黒い貴族に大きな影響を与えています。
黒い貴族の主要メンバーの一部は、チベットの地下基地でトラウマに基づくマインドコントロールの訓練を受けさせられています。”

元記事
Black Dragon Society The Black Dragon Society (黒竜会, Kokuryu-kai) was the face of Jfairfieldproject.fandom.com

概略


黒龍会(こくりゅうかい)と言えば、第二次世界大戦における日本の国家主義(右翼)団体の代表格である。

彼らは「大東亜共栄圏」の実現を目指し、日本国内並びに、中国、朝鮮半島、東南アジア、そしてアメリカにも侵入し、各地で幾度となく裏工作を繰り返し、時には殺人をも厭わなかった。彼ら龍族は、戦後も時間をかけて再編成し、第二の計画を実行に移し始めた。戦後の苦境でも、彼らは衰退するどころか結束力を増していき、日本や極東を越えて活動範囲を世界中に広げた。そして彼ら龍族は、現代における世界各地の金融界、商業界、政治界の世界の中枢にいる。全ては彼らの信ずる「神話」を実現するためである。


来歴


黒龍会は右翼団体「玄洋社」の後継であり、玄洋社は「大アジア主義」の過激さゆえに評判も良くない。19世紀後半の日本の政治、軍部は、実質的に黒龍会の過激な国家主義に指揮されていた。世界における日本の地位と人民の権利を固守するため、玄洋社も黒龍会も、テロ行為も厭わなかった。

第二次世界大戦の敗戦後、西ドイツほどではないが、日本も戦勝国から再教育を受けたことで、黒龍会のような国家主義者は日本社会における「恥」とされた。かつては社会全体に影響を及ぼし、全盛期には1万人以上の会員を擁していたにもかかわらず、国家主義が恥ずべき思想と成り果てた後は、語られることもなく忘れられていった。そして別の表現を求めたのである。

1945年、龍族は影を潜めた。連合軍の断罪を逃れるため、目立っていた者を数人を自らの身代わりにして、アメリカに731部隊の医学的実験結果を渡す代わり、調査と告発を免れることとなった。財閥の信託資金と財産が戦争賠償金の損害を受けなかったのは、こうした理由があった。さらにアメリカは財閥へ援助し、日本の「近代化」が始まった。今日においても、表向きには解体されたはずの財閥は企業(財閥系)グループとして健在である。

現在、「黒龍会」と「ナチス」を一概にする、いい加減な理解の記者も多く見られる。誰かが右翼的な言動を見せると、すぐにレッテル貼りをするようなものだ。現代の日本においても、戦没者を祀る靖国神社などに参拝する者や、ヤクザから選挙資金や票を受け取ったりする政治家も未だ存在している。それでも、かつての黒龍会ほどの規模で全体主義・排外的政治理念を掲げる右翼団体は、戦後はほぼ消滅したと言っていい。そのことは、関係者が年々少なくなるにつれ、衰退は顕著になっていることからも見てとれる。当時を知る関係者は大概、過去の過ちから学ぼうとしない者か、真実を隠しているかのどちらかに分かれる。


緑龍会


台頭していた大日本帝国の国家主義を本当の意味で後押ししていた影の勢力がいた。黒龍会が玄洋社からの指示に従っていたように、玄洋社に代表される軍国主義の秘密政治結社の背後には影の勢力の存在があった。19世紀以降の日本の秘密結社と、政治界での権力争いの背後にいた本当の影の勢力こそ、緑龍会だった。緑龍会は、表向きには仏教の僧団であり、実態がよく分からない謎の団体だったが、実は「未来視の超能力を持つ偉大な禅師たち」であると噂されてもいた。1854年にアメリカが日本に開国を迫って以来、この教団は日本の近代化を導いてきた。

緑龍会の起源は西暦8世紀にアジア大陸から日本にやってきた僧侶たちにあると言われている。教団の政治への影響力は、13世紀から16世紀の間に足利将軍家が統治していた室町時代に発展した。1560年代まで、教団は紀伊半島の山奥の僧院に篭っていたが、織田信長が1570-1580年代にかけて僧院への弾圧を加えた際に、教団はそれまでの拠点を放棄し、京都に退却した。

欧米からの訪問者が続いていた中、京都の緑龍会本部にチベットから来たという僧侶が現れ、「緑門教団」が企てていた陰謀の全貌を明らかにした。緑龍会の僧侶たちはそれまで900年以上にわたり、チベット密教の左手道を修めたアガルタの僧侶集団、通称「緑門(グリーンメン)」とテレパシーで連絡を取り合っていた。時空間を超えて、幽体離脱による会談を経てきた緑龍会とチベット密教徒は、3000年後にツァンチャン帝国(訳註: H.P.ラヴクラフトの創作クトゥルフ神話に登場する魔術師たちの未来の大帝国)を地上に実現させようとしていた。

緑門との物理的接触が実現したこともあり、緑龍会は19世紀の日本で高まりつつあった国家主義と、排外国の感情論に目をつけ、すぐさまこれを自らの目的の実現に利用した。緑龍会の無名さを利用し、まずは朝鮮半島から中国全土へと情報網を構築・拡大させていった。諜報活動と同時に、同盟者を募り、組織を拡大していった。各地で政情の不安化を引き起こし、国際社会における日本の立場を強化させようともした。しかし、緑門は日本の拡大政策、特に朝鮮併合や中国からの利権搾取のやり方に憤慨し、これを諫めようとした。一方、緑龍会の中枢は「緑門との関係は、大日本帝国の繁栄に繋がる限りは続ける」という方針で一致していた。

緑門は緑龍会に提案し、1920年代にはトゥーレ協会、1930年代にはナチス親衛隊の魔術師団カロテキアとの協力を命じた。

しかし、龍族とカロテキアとの関係は半ば強制的であり、不安定さが当初からあった。日本がナチスと最後に接触したのは、数人のカロテキアの人員と古代遺物を輸送中の潜水艦でだった。もっとも、1945年のその潜水艦が、龍族や831部隊(訳註: 731部隊の間違い?ちなみに「831部隊」は「特約茶室」と呼ばれた娼館を指します)に到着したかどうかは不明である。

緑龍会は黒龍会の中枢となって協働していたが、緑門とは意見の対立が目立つようになってきた。1959年以来、緑龍会はツァンチャン帝国は日本主導のものであると、公然と意見するようになった。そんな中、中国共産党がチベットの緑門の僧院を制圧したせいで、緑龍会と緑門の教団との通信が途絶えることとなる。このことは緑龍会の独断を助長し、しかし、未来を見通す霊視ができても、1990年代に再び緑門と接触することになるとは、この時の緑龍会には予見できなかった。緑門の実力を見誤っていたのだろう。

緑龍会内部でも、緑門を支持する者と反対する者で、派閥が出来始めていた。大半は賛成派で、緑門の用意した計画を実行しながらも、自分の取り分を確保できれば良いと考えていた。もちろん、両者ともツァンチャン帝国の誕生を望んではいた。しかし緑龍会の霊視者たちは、ツァンチャン帝国を単に実現するだけでなく、そこに親日要素を加えることで、日本人のための日本人による理想郷を作り出そうとしていた。90年代に社会現象となったオウム真理教は、元・緑龍会が緑門の命令に従って仕組まれたものだったが、これによって龍族全体の目的が危険にさらされてしまった。

秘教研究家には、緑門の教団とクトゥルフ神話、レン僧団などとの関係を示唆する者もいるが、それら研究家が不審な死を遂げたり、行方不明になることがしばしば起きた。

機関

龍族の日本国内における権力は絶大だが、金融市場を除いては国際的な地位はそう大きくもない。最有力の「経団連」などは世界中に龍族専用の事務所や製造施設を持っている。海外在住の日系人のコミュニティは「同胞」と呼ばれ、その幾つが龍族の隠れ家になっているという意見もある。ヤクザはと国家主義は常に密接な関係性を見せるが、対外政策には疎いことが多い。

龍族の資金源は主に経団連と防衛予算(国民一人当たりに換算すると世界最大級)である。それに加え、龍族支配下の新興宗教の信者からの寄付を「十分の一税」として懐に入れている。

龍族の結束力は非常に堅く、中枢評議会が全ての方針を決めている。そのうち、緑色のシルクの仮面を受け取った限られた会員は、緑龍会の僧院の境内から出ることはない掟があるという。またその素顔を超時空の宇宙中心に住む万物の王・魔王(デーモン・スルタン)以外の誰にも見せることはない。仮面をつけし者がその後どういった結末を迎えるのかは定かではないが、その人数は常に一定しているという。

理念


龍族は神話の中に自らの立ち位置を見出すため、宇宙自然との調和を理念としている。神話とは自然そのものであり、人間が持つ主観的な世界観こそが不自然であり、無秩序であると考えている。仙人(アデプト)の示す世界観は、禅や武術で鍛えた未来視によって「調整」される。準備が整えば、「臨済」や「悟り」の哲学を習得し、さらに『フサンの七つの書(訳註: ラヴクラフトの創作に登場する、ドリームランドや先史時代の地球の歴史が語られる神秘書)』の解読へと進む。この鍛錬の狙いは、宇宙の正体の認識であり、次に真の宇宙との和合・和解であるという。宇宙における人間の立場を和解することでのみ、人は人間としての本来の自分自身の運命を使いこなすことができるようになる。禅宗ではこれを「公案」「問答」「喝」によって深める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/公案

「喝」の極意は、神話そのものの体現である。黒蓮やリャオなどの霊薬(いずれも創作物に登場する架空の物質。時空間を超えて超過去や超未来まで見通せるようになるという)を鍛錬と組み合わせて用いることで、物質界に限定された心を宇宙規模にまで開くことができる秘術を使う。


魔術

チャクラやオーラを知覚できれば、相手の弱点を即座に把握したり、暗示をかけて操ることもできる。達人の域になれば、独自の教団を作ることも可能となり、大きくなった自分の団体の構成員を既存の教団に送り込み、内部破壊工作に用いることもある。魔術に適性が見られる秘教徒は、過去や未来を遠隔透視するよう訓練させられることもある。また、高レベルの能力者は他の感覚を犠牲にしてまで、一つの超感覚を増幅させようとする。龍族は精神感応薬を大量に摂取することがあり、それが仇となり、ティンダロスの猟犬などの超現実の魔物に襲われることもある。

このような脅威を事前に察知し、これに対抗できる仙人も少数ながら存在する。

究極の目的


1930年代の粗雑な地政学的野望と比べれば、現代の黒龍会の目的ははるかに繊細だと言える。現代の龍族の目的はあくまで理想郷ツァンチャン帝国の実現のみである。ツァンチャン帝国とは、元々は緑龍会が地球上に実現すると予見した千年王国であり、世界を支配する帝国であるという。今でも日本の皇(すめらぎ)がツァンチャン帝国を導くと確信している者もいる。現代の龍族の目的を並べると以下のようになる。

・中国、朝鮮半島、その他アジア共和圏における共産主義勢力の追放。
・緑門との外交は協力的な体面を保つ。
・ビジネスモデル、武術、宗教、哲学など、東洋のあらゆる文化を取り入れ、アジア圏の世論を統一させる。
・最終的には次世代ツァンチャン帝国を自らの手で築く。目標を達成するためには数千年もの間、緑龍会を存続させる必要がある。そのため彼らは非常に秘密主義で慎重。

目的の達成のためには、龍族はその神話上のいかなる勢力とも同盟を結ぶことができる。

【以下、クトゥルフ神話のゲームの説明が続くので割愛】

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