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仕事と名前

twitter、Facebook、ブログ、noteなど、2020年現在、個人が発信できるツールはとても多くの選択肢が存在しています。

今の時代、誰もが表現者でありクリエイターだ。

とはよく言ったもので、発信している誰もがクリエイターになり得る時代に既に突入しているようです。

そんな「発信」ですが、インスタグラマーのように広告目的な発信ばかりではなく、その時々で色々な意味合いを持ってきます。今回読んだ発信は、一般企業に置き換えると、

「トップの考えを発信する『社内報』」と「ファンに対する『意思表示』」

の側面が大きいな、というのが初見での感想です。

Jリーグに触れたことがある方にはおそらくお馴染み、現日本サッカー協会技術委員長 反町康治 氏が、この夏より始められた連載記事です。

就任されてまだ数カ月、日も浅い中での考えを、載せて下さっています。長年務めている役職ではなく、新しい目で見たところでの考えということもあり、現状とそれについて反町氏の考える課題や解決策を、ざっくばらんに話されている印象を受けました。

サッカーの世界に携わっていない方でも、気づきの多い内容ではないでしょうか。組織には役職や部署、チームに制度など様々な場面で名前が付けられていますが、長いこと期間が経っているとその実と離れたものになっている、なんてことはよくあります。反町氏も

僕自身は「名前を変えた方がいいんじゃないか」と思うこともある。

と仰っているように、看板があることで、期待していない効果を被ってしまうこともあったりします。特に、ファンも多くいる組織の役職ともなれば、その名前の印象が独り歩きしてしまうことも多々あるのかもしれません。

組織名を決めることは大切ですが、それが実体を表しているか、見直し続けていくことはもっと大切だと言えるでしょう。

最後に。

誰もが先のわからない混沌とした中を手探りで生きているこの状況でも、"ミライの大人たち"はスクスクと育っています。今の大人たちも大変な中ですが、自分のこと、そして次の世代のこと、広く視て行動することをいま一度心がけてみてはいかがでしょうか。時間は多いようで少ないです。

たった10年しかないと思うと、今、ちゃんと将来につながることをしなければと思うのである。

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