住まいを移した記録、ここに。
2021年は仕事を変えたり引っ越したり、将来じぶん年表をつくる事があったら印象的な年になっているなぁと思いつつこのイベントについて書きとめておこうと思う。
６年過ごした街と、４年お世話になった今までの住まい
思い返せば27歳の時、前職に転職するタイミングでそのエリアに引っ越してきたので計6年弱を過ごした街。ひと気も多く雑多な感じがあったがそれが楽しくて、よく飲み屋街で梯子酒したり、点在するまち銭湯を巡ったり、町中華ランチを開拓したりとなかなか充実した時間を過ごせたのではと思う。
2年はひとりで、そして同エリアで引っ越し4年弱を妻と暮らし、なんかいろいろあったよなぁと思いにふける。
住んでいた部屋は窓からの眺望が開けていて見晴らしが良いのが一番のお気に入りで、特にここ一年半は在宅での仕事だったので夕方のチャイムがなるとベランダに出てはスマホで夕焼けの景色を気ままに撮ったりしていた。（こう文字に起こすとすごくエモくなるが、ただベランダに出てぼうっとしていただけ）
そして仕事が終われば１時間は湯に浸かって動画を見たりし、毎晩我が部屋みたいに使っていた自分にとって、お風呂もとてもお気に入りの場所だった。
街よし眺望よしお風呂よし。そして管理人さんもとても親切。
ということで今まで住んでいた物件に大きな不満はなく、もし所有者さんと相談できる余地あるなら買い取るなんてのもありだね、なんて話を妻としていたぐらいに気に入っていた。（結果条件が折り合わず断念）
街自体も気に入っていた為同じエリア内でほかも探したりしていたが決め手になる住まいがなく、気づけば２回目の賃貸契約更新のタイミングがやってきた。
住まう目的のうつろい
理由はそれぞれあるものの、note社メンバーで引っ越す人が最近多いなあとみんなのnoteを見ていて思い、自分もその一派なわけなのだが。
ライフステージが変わると同等かそれ以上にnote社が多様な働き方を選択できる場所だからこそという点も大きくあるよねと、自分の考えのうつろいをなぞるとより感じる。
よく出てくる話だが自分の場合も同じく、通勤時間をいかに短縮させるかが大きく、遅くまで働いてもすぐ帰れるだとか、深夜まで飲みふけってもタクシー使いやすい距離であるとかが優先で場所を決めていた。あとその沿線がなんか好きだったというのもある。
その時の年齢という背景も勿論あるけど、動きのとりやすさという点がやはり突出して住む場所を選ぶ優先基準になっていた。
前の住まいで２回目の契約更新をする可能性も残しつつ、せっかくだしいい機会だねと、今の自分たちがどんな過ごし方をしたいのか・どう在りたいのかを妻とメモに書き出した。いや、ひたすら思いついた事を勝手に喋り、隣でメモしてくれていた。
・ゆくゆくは自然豊かな場所に住みたい、でも今じゃなくてよい
・まだほどほど都心にアクセスしやすく、週末はデパ地下惣菜とか見に行けるぐらいの距離感がよい
・これからも在宅での勤務が基本
→寝室と仕事部屋切り分けれたら良いな
→将来を考えても今より広く出来るとなおよし
→出社が多くはないので、通勤が片道1時間ちょいぐらいまでは許容
・お風呂設備は優先しなくてもいいよ（銭湯の頻度増やせば良いし）
・築年数もわりと許容
・キッチンコンロは３口ほしい
・家から徒歩圏内でスーパーが複数存在していてほしい
ほか
他にもすっごく細かく書き出し、許容できるもの・できないもの含め優先順位をつけ、お互い候補エリアは広くとりながら物件にアタリをつけていくことに。
住まいは、ほんとうに縁だ
月並みな言葉ではあるけど今回の引っ越しをふりかえるとほんとうにそれを感じる。
更新か、引っ越しか。
引っ越すと決めた場合は更新タイミングに合わせての解約通知も前もって必要なため、長く見積もっても２ヶ月弱と限られた期間で今の自分達にとって過ごしたい場所と暮らしたい住まいを探しあてる必要がある。
住みたい場所があっても希望条件に合う物件があるとも限らない。
住みたい物件があっても現住居者の退去と、自分が住み始めたい時期が重ならないと成立しない。
ここに住みたいと思っても、申込みの先約がいるかもしれない。
申し込みが１番手でもオーナーからお断りがあるかもしれない。
そして実際に探し始めるも、良さそうと思えた物件でも問い合わせると既に申し込みが入っていたりとか、内見してもちょっと違うねという事が何度かあった。
そんなこんなで解約通知の期限がわりと迫っているなかで、あらたに見つけた物件が気になり問い合わせると
「ご案内可能です。退去後クリーニングが終わったばかりなので内見できるようになりましたよ」
なんと。ということで見にいくことに。
外観も好みで、今の住まいより広くそして採光も良い。窓・小窓が多くアクセントのスポットライトもとても好みで、やわらかい光を灯してくれている。
ここ、いいね！とふたりで話し、
タイミングも縁があり1番手での申込み。
初期費用や設備機器の新調を交渉し、オーナーさん管理会社さんによくしてもらい話がまとまり、のぐち家のこれからを支えてくれる住まいを無事に決めることができた。
ここじゃなければ前の住まいを更新していただろうはとも思うし、そう思うといろんなタイミングが重なってはじめて実現する住まい探しはやっぱり縁だし、おもしろい。
ふやしたいけど、すこしずつ
気づけば引っ越してからあっという間に日が経っているが、まだまだ荷解きが終わっていない梱包がたくさん。
荷解きが進まないのもそのはず、この家に合う家具をゆっくりひとつひとつ選んでいこう、と決めたことから前の住まいの家具をほぼ持ってこなかった。
なので荷解きしても置き場所がないからそのまま、という感じだ。
限りあるスペースに何をおいたら毎日の気分が上がるのかを考え始めるとおいそれと買えず、Amazonや楽天市場のお気に入りリストがどんどん増えていく一方なのが今のうれし悩ましな状態。
そして、なだれ式にバイクを所有することも決断。
これも印象的な出来事。
もうイベント、めじろ押し。
偶然ながら住まいに二輪置き場があったことで、これも良い機会かと自己肯定し、バイク乗りたい欲が再燃。
お気に入りのYou Tubeを見つつ、道の駅とか行きたいなあ日帰りピクニック行きたいなあと日々ぶつぶつ…。
引っ越しと家具の新調でなかなか入用だったので、中古で程度の良いバイクを根気強く探し、さがし、さがす。
そして無事に決まって迎え入れることができた。
相変わらずスピード出すのはこわいので、ちょう安全運転で乗ってます。
これでちょっとした遠足もできるようになった。
長距離はカーシェア、中距離はバイク、ご近所はミニベロという布陣にして、あちこち散策して楽しんでいきたい。
日々がまわりだす
そうこうしてまた新しい環境での日々と生活がまわりだしている。仕事も生活も今年はスピード感がなかなか。
仕事に、家族に、自分に向き合い、この選択しておいてよかったなぁをたくさん作れたとふり返れる2021年になりますように。
今年はあと何回note書けるのだろうか。意識したい！
完
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