水たまりルカ

ボクただ感じただけなんだ

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音が時を駆けてく

好きになったバンド 僕が聞いた頃には解散してた あなたたちが書いた曲の年 2013年は僕にとっての2024であって 今だって僕を知ってるような 音が時を駆けてく

    • 吐くように息をしていた

      僕たちは息をする 急いでいるとき 寝ているとき 今こうしているときさえする それは生きるためなのだろうか? まだ生きていてって体に言い聞かせられてるみたいに感じて 僕らは吐くように息をする 死ぬまでこうなんだろうかとか思ったりしたときには もうゲロちゃうかもな。 僕には夢がある 曲で誰かを救うこと そんなでかいことかな? 僕には無理だから? みんな言うんだろ 僕は吸って吐く 吸っては吐く 吐くように歌う それが誰かに届くまでは 僕は吐くように息をする。

      • 落とし穴

        あなたはだめです…. そういわれた気がした  受けようとしたバイト 受かるはずないよなぁ 僕の変わりなんてこの世にはたくさんいるんだ そう思い僕はその場を後にし今家で小説を書いている。 あきらめないこと 美化されたこと 言う人が肝心なのはわかっているけどもう飽きられている 嫌なんだよ 僕はもうだめだとわかっている この社会にはいらないんだと そう思うと発作のように歌詞や小説を書きだす 止まった水道 孤独の冷蔵庫 君のいない部屋 散らばった服 熱を出した時の薬 描かずにおいて

        • 他人事な失敗

          他人の会話に聞き耳をたてる 決して盗聴しているわけではなく やることがなく  友達も少なき僕は 学校帰り 2時と言う 異常な時間に 1人公園で 親子がサッカーする様子を眺めていた 子供がボールを蹴るたびに 取りに行く父 1度 もう1度 繰り返すたびに上手くなる 失敗はつきものだよ そう僕に言っているように 子供は僕にお手本を見せた ボールが飛んできて 私も蹴ってみた。

        音が時を駆けてく

          引っ越し

          何年も住んだ家 見た景色 あれほどいろいろ言ってたのに いざなくなると嫌だなと思う 結局いくら考えたって机の置き場はしっくり来なかった。だけど 最後に何気なく置いたところが一番気に入ったかもしれない 朝から夕方までガラスの窓を通すと 暑い日差しも青くなるから 部屋全体がいい雰囲気になる パソコンの壁紙を時々かえて 本を読んで 勉強をし 曲を作った 部屋は散らかったままで 僕の頭みたいになって 時々壊したりする けど いつも一定の汚さで落ち着く 完璧なんてないし あの人だって