わたしと占い～石にハマる編～

目に見えない世界が大好きで。
小さい頃から神秘に惹かれていました。

まず興味を持ったのは
パワーストーン。

目に見えない力をもらって、
もっとすごい人になりたい。

お小遣いを貯めては、
アクセサリーを買ったり。

パワーストーンの本を買って、
夜な夜な眺めていました。

大人になったら色んな石を買うんだ。
石を扱う仕事も素敵だな。

そんな想いを抱え、
大学進学と共に一人暮らしを始めます。

そして内に秘めたパワーストーン欲が爆発します。

占いの結果を元に、自分だけの
オリジナルブレスレットを作りましょう。

よくあるアレにハマってしまいます。

当時はそれほどメジャーではなくて。
初めて見たときは衝撃を受けました。

さっそくオーラソーマのお店に行き、
一本目のブレスレットを作りました。

これが占いとの出会いです。

何十本あるカラフルなボトルは
見ているだけで心惹かれました。

お姉さんが話す結果も興味深く、
もう一人の自分に出会えた気がして、
とても興奮したのを覚えています。

一本目のブレスレットは、
ローズクオーツベースの
ラブリーなものだった気がします。

この神秘体験に魅了されたわたし。

「時期によって必要な石は変わります」

このお姉さんの言葉に影響され、
オーラソーマのお店に通い詰めます。

そこから石好きだけが独り歩きし、
エスニックショップにまでアンテナを広げました。

自分で石の意味を調べては、
とりあえず買ってみる。

気になる石が変わったら、
お店に見に行き買ってみる。

旅行先でもパワーストーンを見に行く。
そしてピンときたものを連れて帰る。

そんなことを繰り返し、
たくさんの石と共に暮らしていました。

指は10本
腕は2本
首は1本

これしかないのに、
よくもまぁ集めたものです。

いっときは気になる石が多すぎて、
指10本全部に何かしら嵌めるほどでした。

そこから興味は徐々にスライドし、
神秘的な力やシャーマンに移ることになります。