神さまはいると確信した日
神さまの存在を認めざるを得ない出来事が起こりました。
我が家の間一髪を救って頂いたんです。
某日の朝、子どもを見送る数分前。
何気なくメールチェックをしたんです。
すると目に飛び込んできたのは
今日は給食がありません。
お弁当を用意してきてください。
という衝撃の文言。
お弁当なんて微塵も用意できていません。
子どもは靴を履こうとしています。
絶体絶命。
わたしのミスで子どもがみじめな想いをしてしまう。
ヤバい、とにかく動かなきゃ。
無心で台所に立ちました。
何故かお米は炊き立てだし、
冷凍食品のストックもあるし、
作り置きのおかずもあります。
え…?
これは…?
そう思っていたら、
ものの数分でお弁当が完成しました。
子どもは遅刻をまぬがれ、
お昼の食いっぱぐれも回避。
わたしは学校からの「お弁当なんですが…」という恐怖の電話を回避できました。
一見普通に思えますが、わたしにとっては奇跡の連続が生み出した"ミラクル奇跡"なんです。(サハラ砂漠的なノリです)
お米が炊き立てだったのは
「たまたま」夜中に夫が炊いてくれたからです。
我が家はいつもは昼にお米を炊きます。
朝にお米を炊くなんて滅多にありません。
冷凍商品のストックがあったのは、
「たまたま」前日の夜にスーパーに行ったからです。
我が家は買い出しのタイミングが決まっています。
なので、夜に買い出しなんて…まずないです。
「たまたま」子どもが行きたい!と言い出し、夜散歩もたまには良いかな?とスーパーに行ったんです。
しかも、いつも冷凍食品は別なスーパーで買うんですが、その日は冷凍食品コーナーが「たまたま」充実していたので、お弁当に使えそうなものをあらかじめ買っておいたんです。
そして作り置きのおかずですよ。
我が家の辞書に「作り置き」という言葉はありません。
美味しいとその日のうちに全部食べちゃう族なので、作り置き用に作っても作り置きにならないんです。
が、その日は奇跡的に作り置けたんです。
「たまたま」ね。
いや、忘れていました。
普段、わたしは朝にメールチェックなんてしません。
絶対に。
「たまたま」学校からのメールをチェックしたんです。
別な行事の日程を確認するためにね。
6個ですよ、6個。
6個の「たまたま」が起こったんです。
わたしの力だけではこんな大量の「たまたま」を作れません。
完璧な流れにより、お弁当はこの世に産声を上げたんです。
お弁当を持った子どもの「いってくるね!」という元気な掛け声とドアが閉まる音を聞いた直後、安堵のあまり「うわわああああ」と大声を上げました。
めちゃくちゃ神さまに感謝しました。
その日は5回くらい空に手を合わせました。
いやあ…助かりました。
救って頂きました。
神さまは絶対にいます。
困ったらわたしたちを助けてくれます。
思い出してもちょっと鳥肌ものです。
6たまたまのひとつでも欠けていたら…
わたしと子どもはとんでもない目に遭っていたんですから。
宝くじが当たった!とか殺人鬼から守ってもらった!とか、三木大雲先生のような派手さはありません。
でも、わたしが神さまを信じるには十分過ぎる出来事でした。
あ、そういえばお礼参りに行ってません。
時間があるときに、感謝を伝えてこようと思います。
あぁ、改めて思い出しても肝が冷えます。
あのときメールチェックをしてなかったら…と。
神さまは見てくれていますよ。
今頭を悩ませる困りごとも…
知らない間に解決へ導いてくださっているかもしれません。
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