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赤ちゃんのいる生活と”ママ”としての私(2)

5月中旬に「赤ちゃんのいる生活と”ママ”としての私」を記して、早2ヶ月半。ママとしてのわたしはついに3ヶ月半たった。

前回の記事では、

SNSとは距離を置き、無理なスケジューリングをすることもやめた。赤ちゃんとともに元気でいられるように、健康的な生活を整えることが、これからママとして頑張る新しい自分なのだろう。

とまとめたが、この2ヶ月半の大半はそれ通りにできなかったのが結論である。

実際、SNSとは距離を置いていたし(Twitter開くのを1日1回に制限したり)、だれかと話すときも気持ちにゆとりが生まれる時間帯に設定した。身体的にも無理しないように、睡眠を積極的に取り入れたし整体に行ってご自愛に努めた。

だけど、心の中ではやっぱり過去の自分がいた。そう、「あんた今日1日なにやってたの?」と問う自分。

まだ残っていた”過去の自分”

ゆっくり落ち着きたい、赤ちゃんと一緒に元気でいたい自分に対して襲うのが、過去のように「やりたい!」と思ったら即行動していた自分。
過去の自分は通用しないって分かったつもりでも、28年間の性格は記事に書いて宣言したところで変わらないんだな…。

毎日のように「なにしてたん?」と自問自答するうちに、質問がどんどん鋭くなっていって、自分をいじめ始めたことに気づいたのは7月に入ってから。

「また今日もなにもやらなかったな!」
「手(PC)動かさないと文章書けなくなるぞ!」
「そもそもわたしは一体何が強みなの?」
「なにもできないね」

このような言葉で埋め尽くされた頭は、重くしんどく、涙を流していた日もあった。

産後は疲れもたまりやすく、人間として最低限の生活を送ることが精一杯。精一杯と分かっていても、「もっとなにかしなよ」と急かす自分にもがいていた。

心を軽くするためにとった行動

「あぁ、このままだと倒れてしまう」

だれかに助けてほしい思いで、Twitterで”壁打ち”(という名の相談)してくれる人を募った。わたしのフォロワーさんはライターさん・シーメイトさんがほとんど。そのなかにはママさんも多く、育児の不安を拭ってくれる言葉をたくさんかけてくれた。

「いま子育てだけで一生けん命だよね」
「寝れるときに寝て!横になるだけでも楽だよ」
「つらいよね、そうだよね」
「それでも逃げないでがんばっているよ、大丈夫」

なにもできていないと思っていた自分。その自分を肯定し、認め、励ましてくれた言葉は、だんだんと気持ちを軽くしてくれた。心のなかが見えていたら、きっと闇のなかに一筋の虹がかかっているのではないかな。

どんな自分も「認める」こと

昼間軽くなった心にも、夜寝る前に忍び寄る過去の自分。そう、「あんた今日1日なにやってたの?」と問う自分。

そこでわたしは対策として「なにもできなかった自分」でも今生きている自分を認めることにした。具体的にはこのような自問自答である。

「今日はPCを開かなかった」
→「開かなかったね。それでも授乳は8回もした」
「今日は本を読まなかった」
→「読まなかったね。でもリツイートされてたライターさんの記事は読んだ」
「文章書き続けないと強みにならないよ?」
→「たしかにそうかもしれないけど、いまは余裕がなくて書けないだけ」
「強みがないね」
→「そうなのかな?いまはわからないだけじゃない?」

産後はホルモンバランスの崩れと睡眠不足で、安定した気持ちを維持するのが難しい!それでも拭いきれない過去の自分と共存するためには、この方法は的面。特別明るい気持ちにもなれないが、いまのところ心の中では大きな波を立てずに済んでいる。しばらくは続けようかな。

この秘策はシーライクスのみえさんに教えてもらった。みえさんはあらゆる悩みや不安に寄り添う「お守りTips」をnoteで発信していたり、女性の恋愛事情をコミカルなコミックエッセイとして描いている、まさに女性の味方!

今回も”いじめている”現状に気づかせてくれたり、自分を受け入れてご自愛する方法も教えてくれた(ご自愛方法はまた書こうと思う)。みえさん、いろいろ気づかさせてくれてありがとう〜!


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暗く、重い内容ですが、産後の現状を備忘録として残しておきたく、綴ることにしました。言葉で表しても、うまく動けないのが産後のリアル。今後とも温かく見守っていただければうれしいです。

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