介護保険で施術者の訪問??

【頼まれごとは、試されごと】

※まだ、未確定の話です。

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「新型コロナウイルスの影響で外出を自粛している高齢者・障害者のフレイル予防として、施術者を活用した国の対応策が、連休明けにも「介護保険最新情報」にて通知がされる予定であることが分かった。」

https://news-shinkyujusei.net/sokuho2004_016/

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のどか治療院では、鍼灸マッサージ師の役割を拡げるために、『生活機能訓練士®︎』を育成しています。
 

新型コロナウィルスの影響で、あはき師と柔整師の仕事が減少している中で、新たに役割が増えることは、とても助かります。
 

しかし、
訪問業務は外来や通所で行う治療や機能訓練のデリバリーではなく、考え方を切り替える必要があります。
 
 

訪問で必要なことは、
「本人と家族の生活」の問題解決とリスク管理、自立支援の視点です。
 
 

勿論、心身機能の評価と改善は必要ですが、訪問ではその機能を「活動と参加」に結びつけ、更に家族の「介護負担感の軽減」、本人の「重度化予防」「自立度の向上」「制度の維持存続」など多種多様な問題を総合的に調和をとりながら目標を提案すること、

そして、意思決定権者である「本人と家族」の決定に従い、目標を共有する必要があります。

また、月単位ではなく日々変化する状況に臨機応変に対応しながら、修正し続けなければなりません。
 
 

外来・通所・入院・訪問で、どれが優れているとか言う話ではなく、取り組む問題と優先順位が違うのです。
 

訪問による生活機能訓練で大切なことは、
 

「訪問して、何をするか?」

 
ではなく、

「訪問していない時に、何ができるようになるか?」

を考え、サポートすることです。 
 

また、
在宅現場では、私達の正論が本人や家族、他職種にとって正論ではないことが多々あり、何が正解か分からないカオスな現場で自分で問題を定義し最適解を創る必要があります。
 
 

今後、デイサービスの休業が予想される中で、在宅現場で必要なことは、身体の機能訓練だけではなく、さらに生活機能全般の向上に取り組める人材です。
 

期待に応え、更に超えるものを提供したいですね!
 

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