「ヒトとコト」

上手くいかない人の思考の一つに、「ヒト」で考える癖があります。

・あの人はこういうヒトだから

・自分はこういうヒトだから

・あのヒトは変なことしか言わない

・あのヒトが言うことなら大丈夫


など、自責化の話と重なりますが、ヒトを判断根拠としてしまい、詳細なコトで判断しようとしない結果、物事の正誤を間違えます。


結果的に、上手くいない理由は「あのヒトが悪い(他責化)」「自分が悪い(思考放棄)」とヒトで括って考えます。



完璧なヒトなんていませんし、誰もがミスや勘違いをします。

勿論自分も。


あと、「ヒト」と「コト」を分けると議論しやすいです。


「ヒト」で考える人は、


・できないヒトだ思われたらどうしよう

・このヒトむかつく

・このヒトに負けたくない

・おかしなコトを言うヒトだな

など、論点がズレていきます


でも「コト」で考える人は

・それはおかしなコトだな

・ヒトは良いけど、コトは変だな

・自分が言うコトが間違っていれば直ぐに切り替えよう


など、良いことばかりです。


議論が苦手だったり、嫌なことを言われると人格批判(判断)をしてしまう人は、物事を「ヒト」と「コト」で分けられていないことが多いと思います。


基本的に「ヒト」って良い人しかいないけど、おかしな「コト」をたくさん言います。笑

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