その人らしさとは?

近年、医療・介護・福祉の業界で広く使われるようになり、対象者の目標設定の基準の1つとして使われています。

言い換えると、その人の歴史から発せられる想いを尊重しようとする考え方です。

ここでよく起きやすい勘違いは、
「もう、何もしたくない」という訴えに対して
そのまま尊重してしまう。

しかし、「もう、何もしたくない」という背景を深掘りしなければ、その人の真意は見えてきません。

このように発する多くの人は、
・もう何もできない
・しんどい
・痛い
・辛い
・他人に迷惑が掛かる
このような背景があり、真意を言えないままでいます。

では、どのように探るかというと、

・もし、こんなことができるとしたら?
・しんどいけど、少し楽になるとしたら?
・痛いけど、我慢できないか?
・他人が協力したいと言ってくれたら?
・自分の行動で、誰かが喜ぶとしたら?

このように【提案してから掘り起こす】ことが大事です。

すると、ほとんど(全て)の人は、
【できるなら、やりたいわ!】と言います。

さらに、どんな「自分らしく」ありたいか?

この答えは、関わる専門職が持っておく必要があります。私の今までの経験から考えられる「全ての人が想う「自分らしさ」とは

【前向きに頑張っている】 

そんな自分が好きであり、そうありたいと思っています。

その人らしさをつくるとは、
「人の可能性を発見し、共に挑戦し、豊かな生活を創造する」

うちの理念を達成すること、それが「その人らしさを作る」ことに繋がっています。

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