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Nodle公式コミュニティAMAまとめ (2021年8月2日)

8/2に初のNodle公式コミュニティのAMA (Ask Me Anything) がTelegramにて開催され、NodleのCo-founderであるMicha BenolielGarrett KinsmanがNodleの競争力、将来の展望、技術的なアップデート、解決策などについて、コミュニティからの質問に答えています。

以下のMediumで、AMAの音声(YouTube)及び主要な部分を文章に書き起こしたものを確認できます。

本noteでは特に重要と思われる点について日本語でまとめました。さらに詳しく知りたい方は、ぜひMediumでご確認いただければと思います。随所に重要な発表がありましたので、全文を確認されることをおすすめします!(Google翻訳などの機械翻訳でも十分に内容の確認が可能です)

〇 チームは、より多くの人がLTEデータ通信にアクセスできるよう、4G / 5Gソリューションのプロバイダーと協力している。[近日中に発表] 

〇 最近発生したNodle Cashアプリの予想外の報酬アップに関する説明。

滞っていた報酬を配布する際に、報酬配布方法の変更に関連したバグが発生。そのため、1万9000人近くのユーザーが本来受け取るべき報酬よりも多くの報酬を受け取ってしまった。最終的に、影響は最小限であったが、今後このような問題が二度と起こらないように、常に規模を拡大し、チームを強化している。そして、非常に堅牢で回復力のある分散型のシステムを構築している。

〇 他のプロジェクト(Helium等)に対するNodleの優位性

①Polkadot/Substrateで開発されている点※
②無線・通信分野でのチームの経験
③Nodleはソフトウェアのみで構成されたネットワークのため、他のタイプのネットワークよりもはるかに迅速に展開することができる。
つまり、Bluetoothを単なるアプリとして提供することができ、スマホでサポートされているWiFiやLTEなどの他のワイヤレスプロトコルもアプリとして提供可能。

Nodleは、エネルギーと低コストの観点から、データの移動において世界で最も効率的なネットワークである。

※Nodleは最初はStellarブロックチェーンを使って開発されていた。1日に140万件のマイクロトランザクションが発生し、当時のStellarネットワーク全体の40%以上を占めていたため、Stellarネットワークはすぐに飽和状態になった。当初から独自のチェーンを構築することを念頭に置いおり、そして、PolkadotとSubstrateに出会いチェーンの変更を実施した。

〇 iOSとAndroidのアプリの違い

バックグラウンドで動作しているプロセスを強制終了させることに関しては、iOSはAndroidよりもはるかに積極的である。チームは、実際に位置情報サービスを有効にし、さまざまな手法で位置情報サービスを維持することで、この問題を克服してきた。しかし、まだまだ改善の余地があり、バックグラウンドでこのプロセスを維持することに関しては、今後6ヶ月の間にアプリは大きく改善される予定。
現在のiOSでは、頻繁にアプリに戻り、画面をつけたままにしておくことを推奨。それが、報酬を生み出すための最良の方法である。

〇 Nodleはセンサープロバイダーとのパートナーシップを発表

Nodle Cashのユーザーがセンサーに近接している場合は通知され、NODLの報酬は他の従来のセンサーよりも高くなる。

〇Nodle MISSIONSについて

新しいNodle Cashアプリ(UIの初公開は今月末の予定)では、9月までにMISSIONSが再導入され、ユーザーは何かをするよう促され、それに対してNodle Cashで報酬を得ることができるようになる。

〇 Polkadot Parachainスロットの獲得に向けて

Republicのような強力なパートナーがいて、Galaxy Digitalのような企業とも緊密に連携している。彼らは、我々のようなプロジェクトが、より多くの人々にDOTを賭けてもらい、Parachainスロットの設置に貢献できるようなプロジェクトに取り組んでいる。また、Parachainスロットを確保するために拠出するDOTもある。しかし、スロット確保は妥当な金額である必要がある。
また、NodleはPolkadot基板上の最初の2つのメインネットの1つだったので、NodleがPolkadot基板上に構築されたトップエコシステムの1つになり、Parachainを持つようになるのは論理的に正しいと思う。しかし、万が一それが実現しなかったとしても、ネットワークは自分で守ることができる。チームには十分な牽引力があり、そのためのバリデータ・ノードの構築に参加したいと思う人もいる。つまり、マーケティング上の理由から、Parachainを取得することは重要だと思うが、私たちは完全に独立してプロジェクトを運営することも十分可能である。

〇 ネットワークの拡大について

ネットワークが大きくなればなるほど、より多くのデバイスを接続することができ、より多くの価値を生み出すことができる。
そしてNodleのネットワークを拡大する大きな方法の1つは、SDK(ソフトウェア開発キット)の提供である。SDKはゲームなどに組み込むことができる。このようにして、私たちはネットワークを大幅に拡大する予定。

〇 新たな提携の発表

これまでも、Cisco MerakiやHTCとの提携を発表してきたが、今後数週間の内にハードウェアウォレットのLedger社との提携を発表できる予定。

〇 最後に

Nodleは現在人材採用にも力を入れており、BlockchainやAndroidのエンジニア等を募集しています。現在公開されているのは主にUSでの人材ですが、相談次第では日本からの業務も可能だと思われますので、ご興味のある方は一度、Nodle Japanまでご相談下さい。

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