ソフィクラ Nodle AMA まとめ
11/19にクリプト界の有名人、ソフィ・シェリーさんのDiscordチャンネル「ソフィクラ」にて、日本語でのAMA (音声配信) を実施しました。
ゲストは、NodleJapanの創設時からお世話になっている、たぬきちさん!
そして、参加者はなんと100名を越え、非常に有意義なAMAとなりました!
このnoteでは、AMAでNodleの説明に用いたスライド、及びソフィさんからいただいた質問の一部とその回答をまとめています。
内容について質問やコメントがあれば、NodleJapanのテレグラムチャンネルまたはNodle公式Discordの日本語チャンネルでお願いします。
NodleJapan AMAスライド
ソフィさんの質問と回答
Nodleのチェーンの種類は?
独自に開発されたNodle Chainです。フレームワークにSubstrate(Ethereumの元CTO兼共同創設者であるGavin Wood氏が率いるParityによって開発)が用いられており、同じくSubstrateで開発されたPolkadotのリレーチェーンと互換性を持たせることができます。
なぜSubstrateで開発されたのか?
開発当初はStellarネットワークで開発されていたのですが、昨年6月には1日のトランザクション数が140万件に達し、Stellarネットワークのトラフィックの40%程を占め、何度もネットワークをダウンさせていたそうです。そこで今後ますます増えるIoTデバイスに対応するためにも、スケーラビリティ向上させる必要があり、独自のチェーンの開発に踏み切りました。そして、Substrateであれば、毎日数百万人のユーザーに報酬を送信するための高速で安全なブロックチェーンをを構築できると判断したとのことです。また、Polkadotのパラチェーンとなることを考えると、Substrateは最適なフレームワークとなります。
Nodleの競合はどのようなプロジェクトがある?
IOTAやHeliumなどがあります。特にHeliumはNodleとゴールが似ているため、よく競合として挙げられています。
Heliumはどのようなプロジェクト?
Nodleと同じく分散型ワイヤレスIoTネットワークの構築を目指しているプロジェクトです。NodleがBluetooth Low Energyを採用しているのに対し、HeliumはLoRaWANという低電力のワイドエリア(LPWA)ネットワークプロトコルを採用しています。
そしてHeliumはLoRaWANのホットスポットとなるHelium Hotspotを家庭に販売・設置してもらうことで、ワイヤレスネットワークを構築していき、その対価としてホットスポットを設置した方は暗号資産「HNT(ヘリウムトークン)」を入手できる仕組みを取っています。
a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)などから出資を受けたことや、先日30万台のホットスポットを設置したことでも話題になっており、ヘリウムトークンの価格も昨年から50倍以上になっている、有力なプロジェクトです。
NodleのHeliumより優位な点は?
Heliumは既に上場をしており、トークンの時価総額も50位以内と、Nodleより先行していますが、プロジェクトとしてはNodleの方が有利な部分も多いと考えます。
例えば、基地局の数としては、Heliumのホットスポットが30万台に対し、NodleはアプリをインストールしたスマホやSDKが組み込まれているデバイスが既に500万台以上あり、カバーしている国も多いです。そして、Nodleはスマホアプリのようにソフトウェアなので、ハードウェアを配布してエリアを拡大するよりも、格段に普及スピードが速いです。世界にスマホが60億台あると言われていますが、その1%でもアプリをインストールしてくれれば、すぐにでも6000万の基地局が誕生します。しかも、新たな機械を生産する必要もありませんし、皆さんのスマホの一部をちょっとお借りするだけなので、かなりエコな方法でエリアを広げることができます。
またIoTデバイスとの接続という意味では、Nodleが採用しているBluetoothは最もポピュラーで、対応しているデバイスもHeliumのLoRaWANより多いです。
AMAのまとめは以上となります!Nodleについてもっとしりたい方は、ぜひNodle公式(英語)のlinktreeから最新情報の確認や各SNSのフォローをしてみて下さい!
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