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D2Cとコロナによる巣ごもり消費

新型コロナウイルスの影響で巣ごもり消費が顕著になり、追い風を受けているEC事業は多いのではないでしょうか。しかし、震災などの影響による不景気など過去のケースを見ると、ネットがない環境という可能性も少なからずあったため、今回に限っては運の要素が大きかったと考えています。

コロナ影響下でユーザー参加型のコンテンツが増え、Instagram社によるとライブ動画視を視聴するアカウント数は50%増加したようです。(2020.3.11-3.17, 3.18-3.24のWoW比較)ライブ配信を視聴するアカウント数が増えたということは、自然とInstagramの滞在時間や投稿の閲覧数も増えたと考えても不思議ではありません。

そこで、nodeでは各ブランドでは一押しの商品の特徴を記載した投稿やオススメコメントを用いた投稿を増やしました。結果として以下の商品は非常に好評を得て、初回販売は即日で完売し、再販希望の問い合わせ件数は100件以上に上りました。

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また、Li Louでは撮影のスタイリングにテコを入れ、よりブランドの世界観を表現したスタイリングにした結果、ブランドの平均販売数の20倍以上もの販売数を達成したアイテムも出しました。

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D2Cの特徴として世界観の統一があるのですが、今回のようにSNSの滞在時間が増えたことはより各施策の効果が顕著に表れる追い風になりました。しかし冒頭でも記述したように、ネット環境が大打撃を受ける不景気の可能性は今後もあり、その可能性を考慮したビジネスモデルの展開が必要。

今回のポジティブな経験をガソリンにし、また試行錯誤に励みます…!



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