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【ことばの木】094. 僕の目になってくれませんか

どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。

人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。

普段は何も考えてないフリをしているようで、本当に何も考えていません(笑)が、時々考えごとをするのです。

そんな考えごとの中から降って湧いてきたことば、本日ご紹介することばは、こちらです。

【今日のことば】

僕の目になってくれませんか

【ことばが生まれた時】
2017/09/18 に生まれました。

突然、ふと思いつくセリフ。

『僕の目になってくれませんか』

あり得ない事はない。


介護福祉の方々というのは、きっと多かれ少なかれこのような感じで、相手の身体の一部として成り替わる必要性があるのだと思う。

それが、無期限の一生を思わせるものだったとすれば…


【今、思うこと】

想定するのは、相思相愛の恋人同士の告白の台詞です。

二つの意味があります。

ひとつは

僕と同じ世界を見ませんか?

です。(補足されないと意味が分かりにくいですが…)

もうひとつは、恋人の「僕」の目が見えなくなっているシチュエーションで、残りの人生を一緒に過ごしたいという願い。

実際に時々考えるのです。

もしも、自分の目が突然見えなくなったら…

もしも、家族の目が突然見えなくなったら…

と。

今、当たり前に見えている世界が当たり前ではなくなり、お互いに同じものを「見る」ことは出来なくなります

その時、パートナーとして見た景色を言葉にして伝えることができれば、擬似的に『目になる』ということができると思うのです。


自分がそうなったら誰かを頼ることしかできないし、家族がそうなったら自分がその家族の足りないモノを補うという関係になるはずです。

※その時、関係性が上手くいってなかったとしたら…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


逆のシチュエーションも考えられるので、それは次回にご紹介したいと思います。


では、気にいっていただけたら、またどうぞお越しになってください。

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