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9月の終わりに

 今日をもって仕事を辞めた。昨日決まったことで、まだ気持ちの整理はついていない。辞めた、といっても一年契約のようなものだったが、半年で辞めざるを得なかった。心身共に疲れ切ってしまうほど、私にとっては激務だった。
 昨日も今日も泣いたし、落ち込んだし、自分を責めてみたりもした。
そんな時にそっと寄り添ってくれたのは猫だった。
 布団の上で、私の横にくっついて寝る。
 ソファの横で、私に寄りかかって寝る。わざわざ狭い空間に。

ものを言う人間よりも もの言わぬ君だからこそわかってくれる

我が腕に寄りかかりくる重みごとずっしり響く君の温もり

一人では抱えきれない哀しみと君を抱える九月の終わり

少しもの悲しい文章になってしまったが、今日の偽らざる心境だから仕方ない。

また、好きな旅や絵についても、語っていければ。


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