台北
私はなんのために旅をするんだろう。という問いに対して毎回答えようとしている。
大学時代のとある友人は、(暗い話ではなく)死に場所を探し求めるために旅をしている。といっていた。
私は、一人で深呼吸ができるところを探し求めている気がする。
意識的に深呼吸はできるけど、一時しのぎのような気がして。
深呼吸って景色と匂いと気温と雑音と、すべてが自分にあってる時に身体の中の空気をすべて入れ替えるような深呼吸を無意識にすると思うんです。
朝イチのフライトだったため、高速バスで向かったがまさかの交通事故での渋滞で空港に到着したのが1時間前。行きは電車で行かないと心理的な疲労が半端ない。
預け入れなしで行こうとしていたが1kg重量オーバーで急遽預け入れ。カメラって重いんだね。
台北着いてからは、どこでもサインがあるので特に迷わずに行けるから都会は便利。切符は紙ではなくコインのような形をしたプラスチックのもの。エコだし、なくしにくいデザイン。
ホテルは、音がするものは店主が選んだレコードと外のスクーターの音のみ。
針を落とすスイッチを入れる瞬間の緊張感を味わえてよかった…
宗教のはなし。
龍山寺に行った時に考えていたこと。
人々は何にすがってどうして何かを願うのか。
観光地にあるたまたま寄った神社で「さぁ、何を願おうかな」と言っているような私には異様な光景だったなぁと。
両親も健在で不自由のない暮らしをしている私には願うことが難しいなと思った。
食べ物のはなし。
街の中は独特の匂いがずっとしていてなんだろうねといっていたけど、「台湾 なんの匂い」で調べて八角とわかった。拾いに行けば、なんでも教えてくれる世の中になったなぁ。
唐揚げにも八角は入っていて日本でいうところの「さしすせそ」が全て八角なのかなぁ。
ビールは、フルーツが名産だからか結構甘め。
夜市にでている屋台のご飯は食べれるけど、街角にある、歩道に飛び出たご飯屋さんは少し抵抗があった。この差はなんだろう…
その他の話。
だだをこねさせてもらって川を見に行った。川を見ながらゆっくり座っていた。すると、社会に対する愚痴だったり、家庭の不安だったりがぼろぼろでてきてゆっくりするのもやっぱり大切な気がした。
次の旅のはなし。
台中や台南に行くのもありだけど、アメリカあたりの世界の中心に近い国にも行ってみたいなぁと。
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