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ライブ配信のオシゴト10年を迎えて思うこと

きょう2020年5月3日はライブ配信のオシゴト10年の記念すべき日でもあります。とはいえ、いま世界的にネガティブな状況のなか、諸手を挙げて喜んではいらられないけれども、ある意味、節目の日を迎えた、とも言えるでしょう。

厳密に言えばライブ配信に始めたのはもう少し早く、若干の誤差があるのだけど、月曜日よる21時ぐらいから毎週ライブ配信をしているライブメディア情報番組「UstToday」が始まったのがいまから10年前のきょう2010年5月3日であったことから、わたし的にはこの時を起点として計算をしたほうが自分的にわかりやすいのです。

いずれにせよ「この道(ライブ配信)10年です」と周りの人たちへ胸を張って言えるようになった、のかもしれません。

10年前に思い描いていたライブ配信メディアの世界は、いまと比べるとどうでしょうか。これまでの間、個人的な予想に反し、オシゴト的に言えばずっとバラ色では無かったし、ライブ配信そのものがずっとニッチなもののままで時が流れていく、と思ってこの数年はずっと考えていました。

でも、このたった数ヶ月のうちに状況は大きく変わりつつあります。ライブ配信は「YouTubeの生放送みたいなもの」と表現されていたものから「ライブ配信」という映像と音声をインターネット上で伝送し、ライブ配信のならではの機能であるチャット機能と通じて、画面の向こうの人とリアルタイムにコミュニケーションをしたり、いま起きているその場の出来事を伝えることができる「モノ」となりつつあります。

残念ながら、その「モノ」は「ライブメディア」と呼べるまでの大きなものとはなりませんでしたが、少なくとも「ライブ配信」という言葉はいま、多くの人へ認知されようとなっているようにも感じるのです。

わたし自身「ライブメディアクリエイター」と肩書きをつけたそもそものきっかけは、「作り手でありたい」という想いがあり、結果、ライブ配信メディアのコンテンツを創るクリエイター=「ライブメディアクリエイター」としたわけです。

残念ながら、同じような肩書きを一緒に名乗ってくれる人が増えることに期待していたことは叶いませんでしたwが、いまの時代で言えば、ライブ配信の現場で技術的な総括(司令塔的)な役割をする「テクニカルディレクター」に相当するのかもしれません。

そろそろ肩書きも変えようかなと思ったけど、やっぱり、「ライブ配信メディアのコンテンツを創るクリエイター=ライブメディアクリエイター」という肩書きはもう少しの間名乗っていこうかな、と思ったりもします。結局なんだかんだ言って、この肩書きも約10年名乗ってきたわけだし。

10年前に想い描いたライブ配信の世界はいまとちょっと違っていたように、きっといま想い描く10年後のライブ配信の世界は想像とはきっと違うものになっているのかもしれません。

でも、少なくとも言えるのは、10年後はこれまでと同じような「ライブ配信はニッチのままであり続けることはもうなくなる」のかもしれません。ずっとニッチで来たからそれはそれで寂しくもあり、嬉しくもあり。

あ、あと、もうひとつ言えるのは、いろんな紆余曲折がありライブ配信のオシゴトを辞めようと思うことが何回かあったのですが、結果的に辞めなかったのは正解だった気がします。

だって、「この道(ライブ配信)10年です」もの。もう、これからはドヤっていこ。いや、ドヤるまではいかなくても、自信を持っていきます。

というわけで、わたし「ライブメディアクリエイター」のノダタケオです。

この肩書き、一緒に名乗ってくれる人、いないかなぁ。みんな、もっとライブ配信するといいさ。そしたら、ライブ配信の世界はニッチではなくなり、もうちょっと明るくなる気もするのです。楽しいよ。


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