LJLが終わった日
7月6日、LJLが終わりました。
過去にも同じようなことがあり、また現役引退した選手が犯罪を行ったこともありましたが、
今回の出来事はこれまでになく大きな打撃です。
あのチームは、日本の中で最も世界に近いチームでした。
この部門が持っていた特別なチーム名を、今年度からチーム全体の名前としてリブランディングしました。その矢先です。
あのチームは、他の日本のチームが共通して目標としているチームでした。
ファンコミュニティも大きくて、
LJLを観ている人の多くがあのチームを応援していました。
今年なら、来年なら、もしかして世界でちゃんと勝てるのでは、
と思わせてくれるチームでした。
あのチームが日本のLoLの未来を背負っていました。
正直に言えば、僕は被害を受けた選手に肩入れしています。
彼が虚偽でこんなことを言うことはないと思っています。
でも、過剰に表現されていたとしても、行動に移した時点で
深刻な事態は起きていたのだろうとも思っています。
以前からその兆候もあったし、
ここ数年やや落ち着いていたのが、チーム状況によってタガが外れてしまったのかもしれない。
本当は前からずっと耐えていたけれど、度が過ぎて耐えられなくなったのかもしれない。
悔しい。
こんなになるまで放っておいてしまって、軽く考えてしまって申し訳ない。
気付いたとて、一般の人である私には何もできることはないけれど、
それでもなお悔しい。
応援していたチームで、
成長を楽しみにしていた選手がこんな被害に遭うなんて。
怒っています。
悲しく思います。
失望しました。
これまで後ろ向きな意見を述べていた人たちにもやもやとしていたものを感じていましたが、そういう感情もなくなりました。
詳しく知って傷付くのを頭が拒否して、
「とにかく今すぐこのコミュニティから離れるべきだ」と、
かつて見限った様々な人、物、それらから離れるときと同じように、
急に熱が冷め、関心を失いました。
この一件を以て、私自身はLJLの観戦を控えます。
LJLを観る、日本代表のチームが世界で戦うのを楽しみにする、
というのがLoLの観戦モチベーションの大部分を占めていたので、
もしかすると国際大会を観ることもなくなるかもしれません。
これから先、あのチームがどう収拾を付けようと、
LoL部門には何も期待しません。
根幹が変わらなければおそらく状況は改善しない、
でも、根幹が変わったらもうそれはあのチームではない。
LJLも、焼け野原から新たな芽が出るのを数年単位で待つだけになるでしょう。
ストリートファイターリーグは去年同様に少し見ますが、応援するチームが変わりそうです。
あのチームの他の部門は全く観ていなかったので、これからも多分変わりません。
7年間、嬉しかったり悔しかったり、色んな感情をもらいました。
何も知らなかったLoLについて、プレイせずとも試合を追うためにたくさん勉強して、多くのことが分かるようになりました。
でも、もうこれで終わりです。
さようなら、LJL。
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